文献名1霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻
文献名2第2篇 千態万様よみ(新仮名遣い)せんたいばんよう
文献名3第11章 顕幽交通〔622〕よみ(新仮名遣い)けんゆうこうつう
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-02-25 19:05:16
あらすじお節は幽界を、三五教の宣伝歌を歌いながら旅をしていた。そこへ、岩公、勘公、櫟公、鬼彦、鬼虎の副守護神が現れて、比治山峠で動物扱いされた恨みと、お節に襲い掛かる。お節は三五教の神号を唱えると、青彦の霊が現れて五人の副守護神に霊縛を加え、お節を助け出した。お節は、五人を助けるようにと青彦に頼んだ。青彦は、その心がけなら現界に帰ることができると請け合い、天の数歌を歌った。五人の副守護神は妄執が取れ、一同はみな合わせて神言を奏上した。すると五人の副守護神は牡丹のような花となり、天上に高く昇った。青彦はお節に別れを告げて去った。お節はにわかに身体に爽快を覚え、目を覚ますと、お楢が手を握っていた。お楢は、気を取り直して豊国姫命と素盞嗚尊に祈願をこらし始めたところ、お節が回復したのだ、と語り、豊国姫命に感謝の涙を流した。四五日過ぎてまた黒姫が夏彦と常彦を連れてやってくるが、お楢は黒姫を非難して帰そうとするが、黒姫は屁理屈をこねて粘っている。押し問答をしているうちに、夏彦と常彦が、黒姫に対して疑念を表明し始める。そこへ宣伝歌を歌いながら青彦がやって来て、黒姫を冷やかす。夏彦と常彦は青彦に味方し始める。夏彦と常彦は、黒姫の言行心一致しないのに愛想をつかして、その場でウラナイ教の縁を切ってしまう。そうして青彦に、三五教に導いてくれるように頼み込んだ。黒姫は青彦の胸倉を掴んで食い下がるが、三人はお楢の家に入って黒姫を締め出してしまう。黒姫は一人すごすごと魔窟ケ原へ帰っていく。お楢は、お節が青彦を想う様をみて、婿になってくれと頼み込む。青彦は、鬼ケ城の言霊戦が済むまで待ってくれ、と答えると、夏彦・常彦を伴って、南を指して去って行った。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年04月22日(旧03月26日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年1月10日
愛善世界社版163頁
八幡書店版第3輯 584頁
修補版
校定版170頁
普及版72頁
初版
ページ備考
OBC rm1711
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