文献名1霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻
文献名2第3篇 探険奇聞よみ(新仮名遣い)たんけんきぶん
文献名3第12章 陥穽〔538〕よみ(新仮名遣い)おとしあな
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2020-11-26 17:58:24
あらすじ日の出別命の出現で元気付いた岩彦は、女に降伏を迫る。女は、岩彦に降伏したような口ぶりをし、日の出別命には、岩彦はデモ宣伝使だから係わり合いにならないように、と言うと、すっと煙のように消えてしまった。岩彦は、やはり妖怪変化であったかと威張っている。すると、外でガクリと異様な音がした。女は小窓の外から中をのぞき、岩窟の中にずっと居て修行をしなさい、と言う。そして、日の出別命と一緒にどこかへ行ってしまった。鷹彦は神変不可思議の術を使って、小さい鷹となって小窓から外に出ることができた。岩彦は鷹彦に助けを求めるが、鷹彦は薄情な物言いをして、岩彦をからかっている。しかし岩彦もそれに強気で返している。鷹彦は岩窟の扉を開けた。勢い余って岩の部屋の中に転げ込んだすきに、五人はさっさと外へ出て、扉を閉めてしまった。今度は五人で鷹彦をからかっているが、鷹彦はまたもや術を使って小窓から抜け出してしまった。鷹彦は、岩彦がしょうもないことばかり言うから、日の出別命に置いてけぼりをくったのだ、と小言を言った。一同は日の出別命を追って駆け出した。またもや大きな岩壁につきあたった。岩壁には、広い階段が上に彫ってあり、また細い道が続いている。どちらを行ったらよいかで、議論になった。亀彦一人が、暗くても細い道を行こうと言い、残りの五人は上の広い階段を登って行った。亀彦は一人暗い低い道を進んで行くと、上から、広い道を行ったはずの五人が落ちてきて、井戸に落ち込んでしまった。亀彦と岩彦はこっけいな問答をするが、そのうちに井戸に落ちた五人は石段を登って上がってきた。このとき、前方から怪しい宣伝歌が聞こえてきた。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年03月18日(旧02月20日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年10月30日
愛善世界社版146頁
八幡書店版第3輯 84頁
修補版
校定版146頁
普及版62頁
初版
ページ備考
OBC rm1312
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