文献名1霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻
文献名2第3篇 転化退閉よみ(新仮名遣い)てんかたいへい
文献名3第18章 法城渡〔1827〕よみ(新仮名遣い)ほうじょうわたし
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-11-19 15:04:54
あらすじヨリコ姫は白づくめの衣装で登場し、まずは高姫を歌合戦で互いを批評しあう。そして、まずは高姫から、「天地の元を創った根本の生き神の名」を問う。ヨリコ姫は無終無始、無限絶対、永劫に静まりいます国常立の神様、と答える。高姫は、それは底津岩根の大弥勒であると言い、その生き宮は誰か、とさらに問い掛ける。ヨリコは高姫の答えを否定し、神書を調べればやはり国常立の大神がこの世の初めの神であり、その他の神は皆エンゼルであると答え返す。高姫は、生きた肉体を持って働く神でなければ、空想理想に過ぎないと反論する。ヨリコは、肉体を持った神は、産土山の聖場におはす、神素盞鳴の大御神であると答え、逆に高姫の神の名を問う。高姫は、清浄潔白な神が、盗賊の親分となって多くの人を殺してきた、ヨリコのような人間を使うはずがない、ヨリコがいることで、神素盞鳴の大御神の聖場が汚されている、と逆に問い詰める。それを聞いてヨリコはすごすごと場を引き下がる。問答に勝った高姫は一人、大声を張り上げて喜んでいる。玄関口では、エル、アス、キューバーが口論を始めていたが、その間に奥の間では、早くもスガの宮の明渡しについて、話し合いが始まっていた。ヨリコは、自分の犯してきた罪を高姫に指摘され、その罪深い身をもって神の前に仕えることが恐ろしくなってきたと告白する。高姫・キューバーはスガの宮が自分たちのものになり、得意になって威張り散らしている。
主な人物
舞台
口述日1926(大正15)年07月01日(旧05月22日)
口述場所天之橋立なかや別館
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1929(昭和4)年4月3日
愛善世界社版221頁
八幡書店版第12輯 681頁
修補版
校定版230頁
普及版86頁
初版
ページ備考
OBC rm7218
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