文献名1霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻
文献名2第5篇 神界経綸よみ(新仮名遣い)しんかいけいりん
文献名3第19章 山と海〔711〕よみ(新仮名遣い)やまとうみ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-06-16 18:46:40
あらすじ佐田彦は玉を入れた箱をかつぎ、玉能姫はバラモン教徒の目をくらますために、気違いの真似をして駆けて行った。バラモン教徒たちは途中で玉を奪おうと待ち構えていたが、玉能姫の演技に気づかずに見過ごしてしまった。一行は高砂の浜辺で漁師から舟を買うと、神島さして漕ぎ出した。浜辺にいたときは暴風により海が荒れていたが、一行が漕ぎ出すと不思議にも暴風は止んでしまい、みるみる島に着いた。初稚姫と玉能姫が神島の山頂に着くと、五人の童子と三人の童女が現れて、黄金の鍬で固い岩石を掘ってしまった。初稚姫は、童子・童女たちに向かって厳の大神様・瑞の大神様と呼びかけ、言依別命の命によって神玉を無事に持って来たことを伝えた。童子と童女は玉箱を受け取ると、掘った穴の中に消えてしまった。二人が穴をのぞくと、二つの玉箱が微妙の音声と鮮光を放っていた。二人は童子・童女が残した黄金の鍬で穴を埋め、あたりの小松をその上に植えて祝詞を奏上し、山を下った。佐田彦と波留彦は帰ってきた二人に、せめて埋めた後を拝ませて欲しいと願い出た。初稚姫と玉能姫は黙って首を横に振るだけだった。すると雷のような声が、すぐに立ち去れ、と佐田彦・波留彦を戒めた。一行は神島を後にして去っていった。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年05月28日(旧05月02日)
口述場所
筆録者外山豊二
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年7月30日
愛善世界社版263頁
八幡書店版第4輯 477頁
修補版
校定版271頁
普及版121頁
初版
ページ備考
OBC rm2219
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