文献名1霊界物語 第43巻 舎身活躍 午の巻
文献名2第1篇 狂風怪猿よみ(新仮名遣い)きょうふうかいえん
文献名3第3章 失明〔1154〕よみ(新仮名遣い)しつめい
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2023-05-05 00:59:00
あらすじ猿たちは時々刻々に数をまし、じりじりと押し寄せてくる。伊太公や道公はどうにもできずに掛け合いをしている。玉国別は訓戒を始めた。押し迫ってくる猿の一匹を、伊太公が押し倒した。すると猿たちは四方から四人に対して掻きついてきた。いっそう大きな白毛の猿は、玉国別の後ろから不意に目のあたりをかきむしった。玉国別はあっと叫んでその場に打ち倒れた。三人は猿に向かって金剛杖を打ち振り防ぎ戦ったが、数万の猿は入れ替わり立ち替わり押し寄せ、力尽きてきた。すると山岳が崩れるばかりの獅子の唸り声が響き渡り、猿たちは悲鳴を上げて一目散に逃げうせた。杢助宣伝使が獅子を率いて助けてくれたのであった。杢助は宣伝歌に、風に肝を冷やして谷間に隠れ、しばらくの安きを盗んだ愚かさによって、玉国別は天罰を被ったのだ、と厳しく一行を諭した。一同は、巨大な獅子に乗った時置師神の雄姿を伏し拝んで涙を流した。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年11月26日(旧10月8日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年7月25日
愛善世界社版34頁
八幡書店版第8輯 41頁
修補版
校定版36頁
普及版14頁
初版
ページ備考
OBC rm4303
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