文献名1霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻
文献名2第4篇 千山万水よみ(新仮名遣い)せんざんばんすい
文献名3第22章 晩夏の風〔415〕よみ(新仮名遣い)ばんかのかぜ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2020-07-02 15:49:23
あらすじ一行はアタルの港で群集に向かって宣伝歌を歌い、宣伝を行った。不思議にも珍山彦の腰はまっすぐになり、若々しくうるわしく輝き始めた。宣伝使一行は市中を抜けて、玉山のふもとで休息した。虎公、熊公の二人は一行の前に現れてひれ伏し、改心の色を表した。松代姫は虎公を許し、珍山彦は二人の改心を褒め称え、宣伝使として尽くすように、と諭した。虎公は珍山彦について宣伝使として教えを受けたい、と願うが、珍山彦は、難しい教理を学ぶ必要はない、ただ心から誠を祈り悔改めることだ、神の道は入り易く歩み易いものだ、と諭した。おとなしく柔らかく湯のような温情をもってすべての人々に臨むのが、宣伝使の第一の任務である。また、腹を立てるな、偽るな、飾るな、誠の心で日々自身の身魂を省みること、それが立派な神の道の宣伝使であり、難しい理屈を言うには及ばない、と諭した。そして、虎公と熊公はカルとヒルの国境にそびえる高照山で禊をなし、その後にカルの国を宣伝せよ、と任命した。珍山彦は三姉妹を伴って北へ北へと進んで行く。その後姿を虎公と熊公は伏し拝み、神恩に感謝してその場に泣き伏した。
主な人物珍山彦(蚊々虎)、松竹梅の宣伝使、虎公(志芸山津見)、熊公
舞台
口述日1922(大正11)年02月15日(旧01月19日)
口述場所
筆録者大賀亀太郎
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年7月5日
愛善世界社版171頁
八幡書店版第2輯 335頁
修補版
校定版177頁
普及版71頁
初版
ページ備考
OBC rm0922
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