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文献名1霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3総説よみ(新仮名遣い)そうせつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2020-05-09 03:46:18
あらすじ現在よりほとんど三十五万年の昔、神素盞嗚大神が、天の真名井に誓約して瑞の御魂と生れ給ひ、千座の置き戸を負わせられて世界をさすらうことになった。四方の八岐大蛇を言向け和して、再び日の出の御代となして皇大神に奉り、大海原の主宰である天職を完全に全うしようと、自らの水火より生まれたる八乙女を遣わした。その中でも英子姫は、お供の悦子姫とともに自転倒島に漂着して、荒ぶる神や、鬼や大蛇を言向け和して、神の御国に礎を永遠に建て給ふ、尊き神代の物語。ここに天運循環して言の葉の車の流れるままに、松村氏、北村氏、東尾氏、加藤氏らが、名さえめでたい万寿苑に筆を揃えて、言葉の玉を拾い集めると、四月三日に記し置く。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年04月24日(旧03月28日) 口述場所 筆録者加藤明子 校正日 校正場所 初版発行日1923(大正12)年2月10日 愛善世界社版3頁 八幡書店版第3輯 638頁 修補版 校定版3頁 普及版1頁 初版 ページ備考
OBC rm180003
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本文の文字数561
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本文  日進月歩文明の、世界と聞えし今年より、年遡り数ふれば、殆ど三十五万年、古き神代の物語、神素盞嗚の大神が、天の安河中におき、天の真名井に誓約して、瑞の御霊と現れ給ひ、天地百の神達に、千座の置戸を負はせられ、八洲の国の此処彼処、漂浪ひ給ひ天が下、四方の国内に蟠まる、八岐大蛇を言向けて、再び日の出の御代となし、皇大神に奉り、大海原の主宰たる、其天職を完全に、遂行せむと村肝の、心砕かせ給ひつつ、尊の水火より出でませる、八乙女を四方八方に、遣はし給ふ其中に、別けて賢き英子姫、悦子の姫と諸共に、自転倒島に漂着し、荒ぶる神や鬼大蛇、醜女探女を言向けて、神の御国の礎を、常磐堅磐に建てたまふ、尊き神代の物語、茲に天運循環し、神の御言を畏みて、神代に於ける神々の、不惜身命の御活動、言の葉車転ぶまに、早瀬の水のするすると、流れ出づるを一言も、外へはやらじと息を詰め、手具脛曳いて松村や、鉛筆尖らせ北村氏、瑞祥閣に仕へたる、役員東尾副会長、加藤明子の如来迄、眠たき眼擦りつつ、名さへ目出度き万寿苑、風透き通る奥の間に、筆の穂先を揃へつつ、言葉の玉を拾ひ集めてあらあらかくの通り十八巻の物語、月の暦に数ふれば、四月三日雨降らば、鋤鍬あまに釣り下げよと、農夫の気遣ふ今日の日も、晴れてうれしき亀岡の、小高き丘の一つ家に、万代迄と記し置く。
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