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文献名1伊都能売神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正8年2月6日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2017-08-25 10:29:21
年月日1919(大正8)年2月6日(旧1月6日) 神霊界掲載号大正8年2月15日号(第80号) -1頁(巻頭の前付に掲載) 神霊界八幡書店復刻版第4巻 146頁 八幡書店版伊都能売神諭なし(八幡書店版伊都能売神諭に掲載なし)
OBC is16
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本文  大正八年二月六日
 松の世の神の経綸も近付きて、来るか来るかと沓島潟、波打際に待ち兼し浦の松風音清く目無堅間の神船は竜宮館を漕出でて綾の高天原へ迎へ遷りし艮の皇大神の神力を、雲井の空に輝かす、常磐堅磐の神国は、大く正しき神人の真正の姿も巳の年に………艮坤の山田の土と播磨潟、磯吹く風に消ゆる火煙り、の身魂の晴れ戦さ。天の八重雲吹払ひ地の妖霧をも掃き清め、上と下とが睦び合ふ実に面白の神の世の来る時まで国民は一つ心に霊主体従の神に習ひて能く忍べ、御空は震ひ地は揺り、黒雲四方に立篭めて、神の光も日月も暫時の間は丹波の天の岩戸に隠れます、山川動み草木枯れ、海河悉々泣干して、黒白も分かぬ暗の世を照し返して艮の神の稜威は四方の国、百八十国の果までも届かぬ隈もあら尊と名も高砂の浦の松風吹き上げて、千歳の鶴も万代の亀も勇みて舞下だる竜宮館の神国の湯津桂の神木こそは、枝葉も繁り根も太り、天津日影も月影も、弥常永の安息所ぞと玉の一声鳴り渡るスの言霊や畏こけれ。
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