文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年閏5月23日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1903(明治36)年7月17日(旧閏5月23日)
神霊界掲載号大正8年7月1日号(第89号) 8頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 120頁
七巻本第6巻 3頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os192
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本文の文字数1143
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本文
艮の金神が表はれるから、永らくの経綸の出来が致したから、出口の氏神、福知山の堀の一宮どの、氏神にも御存じ無き事で在るから、大望な仕組で在りたぞよ。毎度福知山へ参るおり、氏神様に付いての御礼は、新改りての御礼を為せますぞえと申して在りたが、経綸は成就致したから、明治三十六年の閏五月の二十六日には、出口直を御礼を致さすぞえ。永くかかりて仕組の錦の機の神謨は、昔から此の世へ出て御いでる神に御存じ無き様な、大望な二度目の世の立替の仕組で在るから、世一代かかりた仕組の成就致した御礼ぞえ。
何処の氏神様も、氏神様は敬ふて下されよ。所々の氏神には矢張り氏子を守護して、是れ迄の様な放縦不整頓な事では神力が出んから、薩張り行り方が変りて、神皆烈しく成るぞよ。新宮本宮の両産土神さへもさらたまりて御礼を為せる、四魂揃ふて、龍宮館には大望な仕組が為て在るぞえ。出口の屋敷が結構な御屋敷、新宮、本宮が本の宮、本元へ立ち帰る出口の屋敷が龍宮館、高天原と相定まりて、本元の神が住居致して、大望な世の建替の守護を致すので在るから、人民の住居は、此の村内は出来んぞよ。今迄は暗の世で、何も知らずに住みて居りたなり、又左程の事変も無かりたなれど、出口の屋敷に仕組が仕て有るから、判りて来たら崇りて、人民は住居が出来ん村で在るぞよ。因縁の在る身魂で無いと、此の龍宮館には崇りが在りて居れんやうに成るから、余程気遣いな所で在るぞよ。此の大望が在る故に、此の綾部は誰人も目的を立てんやうに、悪く為て見せて在りたのじゃぞよ。昔の元の因縁から説いて聞かせる大本で在るから、此の大本の筆先きに出た事は、末代の亀鑑で在るから、筆先通りに致さねば、此の世に置いて貰へんやうに成るぞよ。今は学の世の中、此の学でいつまでも続いて行くと思ふて居る人民、我れは偉いと途中の鼻高に成りて、貧困者には言語も心好う申さん、強い者勝ちの世に成りて居るから、此の経綸の仕て有る屋敷へ、因縁ある身魂斗りを引き寄せて、変性男子女子、龍宮の乙姫どの日の出の神、坤の金神、金勝金の大神、世界に外には無き我の強い身魂斗りの寄り合ひで、其の身魂の差添に成る身魂も、皆我の強き身魂が皆我を折りて、此の大望な世の建替は、大勢は反りて邪魔が這入から、素直な身魂に結構な御用を命すから、皆不調法の無き様に勤め上げて下されよ。
身魂の洗濯出来た上では、御用の出来る身魂が、村々に一人か二人配布りて在るなれど、余り曇りが甚いから、早速間に合ふ身魂が今では無いなれど、此の大本は大勢で無くても、誠の心で在りたなら、心が能く揃ふて神の聖旨に叶ふから、仕組通り十分身魂を磨いて下されよ。十分磨けたら此の方が夫れ夫れの神を使ふて致さねば、人民が皆寄りて来ても出来は致さんぞよ。