文献名1霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻
文献名2第3篇 珍聞万怪よみ(新仮名遣い)ちんぶんばんかい
文献名3第21章 小北山〔1190〕よみ(新仮名遣い)こぎたやま
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-10-20 04:08:22
あらすじ松彦一行はしばらく休憩ののち、一丁ばかり急な坂を上り、細い階段を二百段ばかり上りつめると小北山神館の門口に着いた。そこには白髪の老人(文助)が机を前に据えて、白衣に白袴でキチンと座っていた。奥からはざわざわと祈念の声が聞こえてくる。松彦は旅の者だと名乗り、老人に声をかけた。老人は目が見えないと言い、人に頼まれてこうして神様の絵を描いているのだという。万公は絵を見て、松に黒い蛇がとぐろを巻いているというと、老人は、これは竜宮の乙姫様を描いたものだと怒った。松彦は、この者は少し気がふれているだと老人をなだめた。老人が言うには、この広間は元はフサの国の北山村にあり高姫、黒姫が開いたものだという。しかし教祖の二人が三五教に入ってしまったために、総務をしていた蠑螈別が、魔我彦という弟子を連れてここにやってきて、小北山の神殿と名付けて開いたのだという。蠑螈別はその体にたくさんの神様が入られるので、お酒の接待で忙しいのだという。松彦が御神名を尋ねると、老人は得意になってたくさんの神名をあげつらった。万公がでたらめさに茶々を入れるが、松彦がまた老人をなだめた。老人は一行を連れてたくさん山の中に立っている神社に案内を始めた。急な坂道を登って行きいくつかの神社を案内した。万公がまた茶々を入れて老人の気を悪くしたが、松彦がなだめた。老人は宿泊を勧めたが、一行は先を急ぐと言って去って行った。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年12月09日(旧10月21日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年8月18日
愛善世界社版287頁
八幡書店版第8輯 241頁
修補版
校定版302頁
普及版126頁
初版
ページ備考
OBC rm4421
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