文献名1霊界物語 第28巻 海洋万里 卯の巻
文献名2第1篇 高砂の島よみ(新仮名遣い)たかさごのしま
文献名3第4章 淡渓の流〔804〕よみ(新仮名遣い)たんけいのながれ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-11-13 18:18:11
あらすじ真道彦はホーロケースに破れんとした刹那、木花姫命の化身に救われて、新高山の峰続きのアーリス山の渓谷に草庵を結び、三人の従者とともに逃れていた。ある日、絶壁の谷の傍らに阿鼻叫喚の声が聞こえてきた。見れば、谷底の激流に浮きつ沈みつ籐の籠が流れてくる。真道彦は言霊を唱えると、籠は渦に巻かれて足下の淵に寄ってきた。真道彦は従者に命じて籠を拾わせ、見れば品格の高い美女が縛められて気絶していた。一同は水を吐かせてようやく蘇生させた。これはサアルボースによって谷川に投げ入れられたヤーチン姫であった。ヤーチン姫の侍臣のキーリスタンとユリコ姫もその場にやってきた。二人は真道彦にお礼を言った。真道彦は、崖の上にサアルボースとホーロケースらが籠の行方を見届けようとしていることに気付くと、警戒し、一同を連れて玉藻の湖水のほとりに戻った。日楯・月鉾は教勢を取り戻し、大勢の信徒とともに、禊を修し祈願を凝らしていた。真道彦は、息子たちが玉藻山を取り戻したことを知らなかったので警戒していたが、日楯の宣伝歌を聞いて事情を悟り、踊るばかりに喜んだが、人目をはばかりじっとこらえて様子を見ていた。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年08月06日(旧06月14日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年8月10日
愛善世界社版51頁
八幡書店版第5輯 370頁
修補版
校定版52頁
普及版23頁
初版
ページ備考
OBC rm2804
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