文献名1霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻
文献名2余白歌よみ(新仮名遣い)
文献名3余白歌よみ(新仮名遣い)よはくか
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ
主な人物
舞台
口述日
口述場所
筆録者
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年7月5日
愛善世界社版
八幡書店版
修補版
校定版
普及版
初版
ページ備考
OBC rm098801
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本文の文字数1241
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本文
久方の天の八重雲押し開き
地に降ります三柱女神よ〈第1章(三)〉
五月雨の空鳴き渡る郭公
血もかれはてて四方にさまよふ〈第2章〉
言へば言へそしらばそしれ今はただ
神の御心に任すばかりぞ〈第2章〉
桃の実は分れて三つの魂となり
大海原の波に浮べり〈第3章(三)〉
大空に雷鳥の声かしましく
轟く春を山桜散る〈第4章(三)〉
山桜今を盛りと咲きほこる
庭面に立ちて御代を思へり〈第4章(三)〉
天地の神に仕へて日の御子に
赤き心を尽しまつらな〈第4章〉
乱れたる世を治めむと祈るこそ
わが大本の教なりけり〈第4章〉
待つ甲斐や有馬の山の松ケ枝に
澄み渡りたる望の月影〈第4章〉
大神の道踏み分けて進む身にも
醜の曲神時じく障りく〈第5章〉
浪狂ひ船は岩根に砕くとも
愛善の神は守り給はむ〈第5章(三)〉
比類なき神の大道を醜草の
蔓延り塞ぐ忌はしの代や〈第7章〉
常世往く烏羽玉なせる暗き世の
光とならむ吾願ひかな〈第7章(三)〉
立替の日は迫りたり吾は今
立直しすと静にはかりつ〈第7章(三)〉
立替は手間いらねどもその後の
立直しこそ大謨なりけり〈第7章(三)〉
言ふてよき事は言はずに言はずとも
よきことを言ふ醜人あはれ〈第7章〉
大本の金門を破る醜の仇は
筆と舌との剣なりけり〈第11章〉
宰相の徳なき人の立つ御代は
怨嗟の声に閉されて居り〈第16章(三)〉
外国の醜の教の本城も
棟木に生ける白蟻の群〈第17章(三)〉
日本の神の教を余所にして
からの教に迷ふたぶれよ〈第17章(三)〉
春深み桜の花は匂ふ夜の
月にとどろく鳥船の音〈第17章(三)〉
松の葉の心になりて世を渡れ
細くかたくて風に破れず〈第18章(再)〉
伸び縮み心の船のままぞかし
神の経綸は人にありせば〈第19章〉
春深み桜の花も匂ふ夜の
月に轟く鳥船の音〈第19章〉
大神の教の妨げするがなる
醜神つかさ助けたきもの〈第19章〉
葦原や悪木醜草蔓延りて
誠の道を塞ぎけるかも〈第19章〉
三五の月の教はうば玉の
暗路を照らす光なりけり〈第20章(再)〉
村雲に包まれて啼く吐血鳥
一度は聞け忍ぶ思ひを〈第21章〉
まことある神の誠のとりつぎを
はやすけに来よ誠ある人〈第23章(三)〉
富士といふ謎を覚らず高山の
動くと見るは愚なりける〈第25章〉
温かき言葉の花は人皆の
荒き心を和ぐるなり〈第26章〉
和田の原浮べる八十島八十の国は
皆大神の御秀処なりけり〈第29章(三)〉
常世往く闇の深きに日月の
光包みて風荒るるなり〈第30章(三)〉
いつ迄も誠心を望月の
光りかがやく神の大道〈第30章〉
身も魂も神に捧げて進み行く
松竹梅の心たふとき〈第30章〉
むすぼれし心の髪をときほどく
奇しき教は神の御言葉〈第36章(再)〉
(三は三版、再は再版の略)