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文献名1暁の烏
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3(三)霊界物語の内容。よみ(新仮名遣い)
著者井上留五郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2021-04-20 03:26:17
ページ36 目次メモ
OBC B116500c023
本文のヒット件数全 2 件/ミロク神政=2
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本文  内容の主なるものは神教伝達。霊界の組織及び神と人との関係。神政成就前後の経路。因縁の身魂の一代記。後の世の証拠。予言警告の六つであります。

   一、神教伝達

 人として守るべき法、行うべき道、向かうべき方針及びその帰結等、懇切詳細にしかも劇的に面白く説示してあります。即ち愛と真との天道を詳細に伝教し、いわゆる苦集滅道、道法礼節を説示されたものであります。まず霊界物語を拝読して誰にでも解るのは、この伝教的部分と思います。この点だけでも会得実行が出来れば誠に結構であります。しかして宣伝の資料としても、この部分より無尽蔵に引き出すことが出来ます。他の教会の布教師がひそかに霊界物語を伝教用としておるうち、次第に大本のことが判り信者となられた方々があります。ついでにココに宣伝について主なる注意点をお取次しておきます。
 今後の宣伝は、この度の御説示十二章を大方針とし、神諭、霊界物語、王仁文庫、玉の柱、殊に霊界物語を骨子とし筋肉としなければなりませぬ。この霊界物語御発表までは神界の秘鑰が開かれざりしため、霊界(神界幽界)の消息がサッパリ判らず、従って開祖様の御筆先も身魂相応各自勝手の解釈を下して、ついに累を大本に及ぼすの一端をなし、また言霊解によらざれば説明の出来難い古事記その他の古典を一知半解の下に云為したのでありますから、種々の支障を来たしたる傾向があったのでありますが、しかしこれも上より見下ろせば過渡期中の御経綸とも言われぬことはないのでありましょうが、吾々大本信者としては最早再びこれを繰り返してはなりませぬ。しかして宣伝は申すまでもなくお取次でありますから、神様の御加護がなくては人を導くことは不可能であります。それには神示を我が物顔とするところの天の賊とならぬよう注意することが、第一に心得べき肝要事であります。その他宣伝については御承知の通り先般大本大改革の際、いろいろ定められたのでありますが、ここには省略しておきます。

   一、霊界の組織及び神と人との関係

 近来泰西諸国においては、ようやく現界以外に霊界のあることを覚り始め、盛んに研究中でありますが、霊界即ち神界幽界の組織については、全世界を通じてその真相は未だ判っていないのであります。我が日本が神国であることは独り伝統的に我が国民に印せられているのみならず、古は外国もこれを認めていたので、言わば世界的に日本は神国なりということを知られていたのであります。従って我が神典には、世界のあらゆる古書に比してはるかに詳細に神界のことが記録してあれども、言霊解によらざればただ字句の上からではその真意奥義は解らないのであります。殊に往古和光同塵の神策が布かれたため次第に神と遠ざかり、さらに物質文明の輸入隆盛につれ、ついに彼らと共に、この世には神もなく霊魂もないという極点にまで霊的盲目となったのであります。その上、神典所載の天使等はわずかに二百柱足らず表してあって、そのほかなお未発表の天使等が粟三石の数ほど在しますと神典に明記してあるのでありますから、霊界のことは宇宙太元神の神格を具有し、直接大神の内流を享受するところの大神人が出現し、以てこれを説示するにあらずんば、とうていその真相の判るはずはないのであります。
 霊界物語は実にこの希望を充たさしむるところの世界唯一の神書であって、神界の組織、天使等の使命、御活動や、幽界の状況、各精霊の情態や、その現界との関係等について、過去現在未来に亘りて説示してあります。従って神と人との関係が闡明となり、死後の生活が手に取る如くに判り、ここに初めて人生の根本義が知り得らるるのであります。しかし霊界物語中のこの部分は、各自内分の如何によりて読んでも判らぬ点がかなり多いのであります。このことについては後に詳述します。

   一、ミロク神政成就(前後)までの経路

 ミロク神政成就即ち世界全人類が愛と信との神心に復帰し、永世平和の楽土に生活するという、いわゆる地上に天国を樹立する大理想の実現は、いかなる次第順序により、またいかなる波瀾曲折の後に来るか、日本の将来世界各国の前途等が厳として説示してあります。従ってこれが判れば非常に参考になるのでありますが、神界の御経綸上なお秘められているので、読んでも読んでも容易にこれを知ることが出来ませぬ。

   一、因縁の身魂の一代記

 因縁の身魂は独りいわゆる大本信者ばかりではありませぬ。御神諭にも「因縁の身魂がそれぞれ世界に間配りてあるぞよ」とありますが、時節の到来と共に、今やこれらの人々が翕然として大本に近づきつつあります。因縁の身魂は何れもみな、神業に参加さるる天使等の生宮として奉仕せねばならぬところの人々であります。
 御承知の通り霊魂は生き通しであって、肉体はただその時々の現界的容器に過ぎませぬ。御神諭に

「人は一代名は末代と申すが、人民は一代限りではないぞよ。生き代わり死に代わり何度もこの世へ生まれて来るのであるから、今のうちに神示の行為いたしたものは、また次の世には結構な身魂と生まれるのであるから、今度の二度目の世の立直しの、神界の御用を勤め上げた人民は、万劫末代の花が咲くぞよ」

 また大正八年一月二十五日の御神諭に

「……神は人民を道具に使ふて致さねば、神の姿のままでは現界の立直しは出来んから神が憑りて致すから、此の大本へ引寄せられた人民は素直に致して、神の申付ける事チツト無理じやと思ふても人民では分らぬ経綸で在るから、神は親であるから、無理いふ親に仕へると思ふて辛抱して御用を聞いて下されたら、跡でコンナ結構な事であつたかと申して雀躍りを致さして、夫れ夫れに手柄をさして、御魂は世界の守護神と祭りて与るなり、肉体はまた斯世に無い結構な事に致して、万劫末代名を残さして御礼を申すぞよ。……」

とあります如く、霊界物語に示してある身魂の一代記は、神代の昔より現在はもちろん神政成就後の帰結に到るまでが神示されてあるのであります。即ち物語中の神々や天使や人々は、神代以来の神様でもあり天使でもあり人でもあり、また現在世界に活躍しつつある人々でもあって、時間即ち立方的には過現未の三世、また平面的には神幽現三界を一貫せる各自霊魂の歴史であります。これが神書の神書たる特色であって、かくの如きは現代的知識にては想像することも出来得ないのであります。しかし心を潜めて考えてみると、たとえば暦学の一つによりても了解の緒を掴むことが出来るのであります。暦は一、二年はおろか必要があればドンナに未来のことでも、豪差なく明示することが出来ます。これ天地が太元神の御意思即ち霊主体従の原則の下に、永劫に整然として運行しているから、人智を以て推測算定(天変地異の非常時は暦では予知が出来ぬが)することが出来るのであります。天地間の一小個体であり、太元神の一分霊であり、しかも生き通しである我々人類の辿り行く運命が、上より見下ろして判らぬはずはないのであります。いわんや太元神より来たる神示でありますから、変態乱脈の世の成り行きまでも見通しに判るのは当然であります。
 かく神、人の因縁が示されているのでありますが、さて自分の身魂は何れであるかはナカナカ判らないのであります。聖師様は「一日も早く皆に知らしたいのであるが、各自の修養がモ一層進まねば聞いてもかえって弊害があるから」と仰せらるるのであります。今のところ吾々は常にこれを精読して他山の石とも為し、また自分のことともして、身魂研きを努むるのが一番の得策であります。

   一、後の世の証拠

 これは将来世界の宝ともなるべき結構なことが記録してあるそうでありますが、いかなることであるか時節を待たねば判りませぬ。今のところただ世界経綸開発に資するある種の重要な神啓であって、つまり将来の証拠として書き留めてあると推測さるるまでであります。

   一、予言警告

 およそ人として将来のことが前知されたならば、このくらい結構なことはないのであります。ただ明日の天候いかんが判ってさえも好都合でありますのに、ある程度まで一身上の前途、社会の将来、天下の形勢が予知されたならば御神諭にいわゆる何事でも箱指したようにキチリキチリと思うままに行くのであります。大体人は神の生宮、天地経綸の司宰として、身魂相応にこの予感能力が付与せられているのでありますが、永らくの間、体主霊従的生涯を繰り返したため、いわゆる廃用萎縮を来たして無能となったのであります。
 御神諭に

「人民は万物の長とも申して、豪さうに致して居るではないか。鳥獣でも、三日前の事位は知りて居るのに、人民は一寸前が見えぬ所まで曇りて居るから、脚下へ火が燃えて来て居りても、未だ気が付かぬぞよ。能うも是だけ人民の霊魂も、曇りたものであるぞよ。障子一枚ままならぬ所まで精神を汚して置いて、何も判らぬ癖に神を下に見降して居る人民の中の鼻高が、上へ上りて、此世の世話をいたしても、一つも思ふやうに行きはいたさんぞよ。云々」

と神様は御嘆きになって居給うのであります。
 霊界物語にはこれら一切の予言が伝達され、三界の神人に対して詳細懇篤なる警告が与えてあるのであります。しかしこれも後にお話し致します理由により、神心以外には表面的には判らぬのであるから、下根の吾々にはナカナカ識得することが出来難いのであります。
 動物には何ゆえ予感力があるか、また草木でも風水害を前知し予防的発育をなすものあるは何ゆえなるやと言うに、そは動植物はみな宇宙本来の順序中に住し、それぞれ規則正しく神的内流の統制を受けているからであります。霊界物語第五十巻(真善美愛丑の巻、第八章)に

「……又動物は精霊界よりする所の一般の内流の統制する所となるものである、蓋し彼等動物の生涯は宇宙本来の順序中に住する者なるが故に、動物は総て理性を有せないものである。理性なきが故に神的順序に背戻し、又之を破壊することをなし得ないのである。人間と動物の異なる処は此処にあるのである。云々」(索引参照)

と伝達されてありまして、また中には人間の有する精霊の内流を受け理性的活動をなすところの動物についての説明、動物の精霊の人に憑依する原理、また植物の特性等における詳細の説示は、本項索引により神書の御精読を希望します。
 動植物でさえ前述の通りであるから、人は本来の霊主体従に復帰し神的順序のうちに住する時は、霊性の階級に応じて遠き未来を洞察し得る時は、当然であらねばなりませぬ。
    ○
 以上述べ来たりしところの内容について、ホンの大綱ではあるが、霊界物語十二巻までにその要点が一通り説示してあるのでありまして、十三巻以後を通じてさらに一々これを詳述されつつあるのであります。かく二つに分けてある理由は第五章おいてお話し致しますが、この心得の下に精読することが、了解の上に一層便利であるとの御注意がありました。
 さて霊界物語の内容は、前述の如く豊富にして貴重なるものでありまして一巻一篇一章の題目に至るまで普通書籍の題目と異なり、大部分は予言またはある意義が含まれているのであります。実に霊界物語はこれを概括的に言えば

三界の消息を伝え人類に無限の安心立命を与ふると共に、現界における各種の問題についてもまた徹底的神示が示されている。即ち霊肉改造の根本問題はもとより、政治教育の問題、科学宗教の問題、労働問題、恋愛問題、軍備問題等を始めその他凡百の大小問題に至るまで、すべて世界改善の大精神に触るる神政の諸条項が遺憾なく伝達せられている。しかもそれが楽天的の記述を以て縦横に論及し、軽妙に説示されていることも一つの特長である。およそかくの如きは世界の古今を問わず、東西を論ぜず、今日までの著書のうち、絶対的にして最も不思議なるものなり。

と高唱するに憚らないのであって、仏典の一切経に相応するものであります。しかして全部で百二十巻の予定であって、今のところ七十四巻はすでに脱稿済みとなり、今日までにそのうち六十六巻は発刊されております。
 私はここに重要なる神啓をお取次せねばなりませぬ。霊界物語について教訓的部分を除く他の諸内容が、容易に判知し難い点の多いということは御承知の通りでありますが、聖師様は「自分の心覚えに書き取らしたものであるから判らぬのは当然である。しかし常に読んでさえおれば判ってくる」と仰せられ、詳細にその理由を説示されたのであります。この説示は、私を以て言わしむれば、実に前人未唱の真理の啓発であって、独り霊界物語を会得する上に必要なるのみならず、身魂研きその他処世上万般について一大光明を与えられたものであります。それは左に述ぶるところの内流と外流との説示であります。
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