文献名1浪の音
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3帰途の霊現よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ最終更新日2024-10-31 06:24:00
ページ364
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本文
里人は河守外宮を元伊勢と称へつ古くゆ信じ居るなり
汽車もなく自動車もなく御開祖は六里の道を先にたたせり
帰り路を館の福林方に入り大病人の病をいやしぬ
神徳のいやちこなるに驚きて館の村びと入信をこふ
生田村川辺をたどり小夜更けの道のかたへに牛を救へり
つなぎたる牛の手綱のまきつきて川に落ちつつ唸りゐたりき
たちよりて綱きり放てば大なる牛はなきつつ立ち上りけり
くらがりに牛の命を救ひたる今日こそ神の幸と思へり
半ば朽ちし白瀬の大橋渡りつつ漸く神苑に小夜更かへれり