文献名1出口王仁三郎全集 第2巻 宗教・教育編
文献名2【宗教編】第6篇 宗教雑感よみ(新仮名遣い)
文献名3第11章 永遠の生命よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考2023/10/05校正。
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データ最終更新日2023-10-05 17:26:08
ページ486
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恋愛にしろ、職業にしろ、生活にしろ、永続性の無いものだと見切りが就いたら、直ぐに引き揚るがよい。宗教だつて浅薄だとか、不徹底だとか、迷妄だとか、気が付いたら直ぐに改信改宗するがよい。永久に信仰の出来る活きた宗教であつたなら、世間の有象無象の批評なんか意に介せず、速に入信し何時までも持続することだ。努力は常に永続性を有し、生存は常に継続される。茲に労働問題も信仰問題も解放運動も出発する。如何にすれば吾々は永久に生きる事が出来るかと云ふ問題の為に、衛生だ、健康だ、宗教だ、教育だとか、食欲だとか、色情だとか、云ふものが存続台頭するのだ。併し春が来れば枯れたやうな樹の幹や枝から新らしい芽を出す。人間も生気が付いてくる。それが夏に養はれてまた冬が来ると枯木のやうになる。幾度の曲折、それは自然の法則試練であつて永遠の生命を益々堅固ならしむるのだ。
(昭和三、九、三稿 東北日記 四の巻)