文献名1出口王仁三郎全集 第2巻 宗教・教育編
文献名2【宗教編】第6篇 宗教雑感よみ(新仮名遣い)
文献名3第15章 霊光よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考2023/10/05校正。
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データ最終更新日2023-10-05 18:10:12
ページ497
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本文
独逸ブロツケン山にのみ出現するといふブロツケンゲスト(仏の明光)を去月二十八日富士山頂上において発見し、学界に多大の衝動を与へた沼津測候所の技手は、その後これが研究を続けてゐるが、最近同技手の許へ岩手県二戸郡福岡町高屋福二氏から、八月二日岩手山に登つた際、頂上に於いて午前六時四十分より十分間に渡り、自分の足下から光を発し、光中の人影を明瞭に認める事が出来たが、朝日新聞に報道された所の貴君が富士頂上で発見のブロツケンゲストと同様のものではあるまいかと、其の見取図まで添へて照会して来たので、同技手は研究の結果疑ひも無くブロツケンゲストらしいので、近くこれを気象台に送る事となつたが、是で我国には筑波山、富士山、岩手山の三ケ所で発見されたことになる……と珍らしさうに東京の国民新聞に載つてゐたが、吾人大本人はこの仏の明光と称する山光を幾度となく各所の霊山で発見して居るが、是は弥勒出現の祥徴として当然現はるべきものである。
聖地の本宮山、弥仙山、丹後の女島、播州の神島、喜界ケ島の宮原山、穴太の高倉山等は時々に学者の所謂仏の明光なるものを発暉し、地上の霊地なる事を惟神に証明してゐるのである。
弥勒の代早近づきて彼方此方に山霊明光放ち初めたり
霊光は霊山霊地に暉けど見る人稀なる暗世忌々しき
日の本は神います国貴の国霊光各地の霊山にあり
今頃になりて山霊明光を珍らしさうに云ふぞ可笑しき
高熊の山にありたるその昔巌の下より明光出でけり
(昭和三、八、二五 東北日記 三の巻)