王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1惟神の道
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3勤皇報国よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考「神霊界」大正九年九月二一日号所収「至聖殿落成式所感」(教主輔大先生御講演筆記)の抜萃・再編と思われる
タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ167 目次メモ
OBC B123900c055
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数718
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文  日本の国民は生れながらにして、尊皇の心を持つて居らぬものはありませぬ。どんな人でも陛下に敵対する者は一人もなく、皇室の尊いといふことを知つて居ります。
 愛国といふことは、日本人特有のものではない。外国人もみな自分の郷土、国家を愛するといふことは知つて居る。この愛国といふものは世界の人類に普遍せる魂である。尊皇といふことは日本人特有の魂であるが、尊皇だけではいけない、敬神勤皇報国でなければならぬ。即ち、一旦緩急ある時は「海行かば水漬く屍、山行かば草むす屍、大君の辺にこそ死なめ、閑には死なじ、顧みはせじ」といふやうに、大君の馬前に屍をさらすといふ魂がなければならない。皇室の安泰の為には生命、財産などはものの数ではない。之が即ち勤皇といふことである。どうしても尊皇ではなく、勤皇の大精神でなければ臣子の本分をよく勤めるといふことは出来ない。日本国民たるものは、もともと勤皇でなければならないのある。
 前に申しました如く、愛国は一般的のもので、報国といふことは国恩に報ずる、国家に報ゆるといふのであつて、一生懸命に国家のために働き、身命を抛たなければならない。これでなければ敬神報国は出来ぬのである。
 つまり愛国には生命はないが、報国には生命があり、働きがあるのである。たとへば愛国が霊ならば報国は神である、尊皇が霊ならば勤皇は神である。霊には働きがないが神には働きがあるのである。霊といふものは万物に普遍したるものである。たとヘば燧石は火を含み、打てば発火するといふ素質を持ってゐる、これが霊である。燧石と鋼鉄を打ち合せると火が出る、この火の輝きといふものが神である。愛国だけでは不充分であるから、報国の実際まで突き進まねばならぬ。
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー/0/
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki