文献名1大本の道
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3第九章 造─適宜の事務よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
ページ
目次メモ
OBC B130200c09
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数744
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい
霊界物語ネット
本文
三九、なりはひ
人はみな身魂に合へる造あり神にならひて道をはづすな
士農工商の道つたへゆく大本はくもりたる世の光なりけり
世の中はおのもおのもの家業をつとめ励みて栄えこそすれ
信仰と誠意と努力なき時はいかなる事業も栄えざるべし
おのが身の力さとりて事なさば過つことの露だにもなし
うつし世の勤務おこたる曲人は神の御国のつみ人なるも
朝早く起きいで業にいそしめば神の助けは自ら添ふ
幸おほき生業なりとも皇神の御許なくば吾はなすまじ
朝夕に御前に祈り業をなせばいと安らけく進みゆくべし
現世の事業さへ全くできぬ身の神の御業に仕へ得べきや
顕世は神の御国の田畑なれば畏れつつしみ日々にはげめよ
よき種子を神の畑に蒔くならば豊にみのらむ千頴八千頴
狭田長田高田窪田に種物まきて育つるおほみたからはや
人みなの生命の種と朝夕にはたらく田人世のたからなる
きもむかふ心つくして世のために幸ある品をつくる飛騨人
商人は正しかるこそ道なれや勉めはげみて御国を富ませ
朝夕に汗して働くなりはひの中にこもれる宗教のひかり
四〇、経済
経済の根本革正なさざれば地上の国はほろびゆくべし
自然界の元素を採集利用せずば人生無意義に終るものなり
天地の中にありとし在るものは神のあたへし宝なりけり
生活になくてかなはぬ物はみなこの世の中の宝にぞある
ありとある地上のものは悉く火水土より出でざるはなし
火と水と土の御徳知らざれば真の更生効を奏せず
お土からあがりし物を大切にせざればこの世は治まることなし
お土からあがりしものを大切にせよとの謎を知る人はなし
一さいの生産品は地上より更生もまた土よりはじめよ
あらがねの土は万有産出の基なりせばおろそかにすな
野に山に神の恵みは満ちたらふ人よまことの鍬もちて掘れ
御教のしげり栄えて国民のかまどの煙しげき世待たるる