文献名1大鏡
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名329 堅城鉄壁よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ凡例『神の国』昭和10年(1935年)11月号
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OBC B182000c29
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等しく堅城鉄壁と称へられてゐても時代によつて其の実質の異なるものがある。堅城鉄壁といへば難攻不落の城であることは説明を要しないが、徳川時代のは文字通りでなかつた、要害堅固な城を築造すると直ちに謀逆の意図がありはせぬかと疑はれたり、二心あるものと認定されて、事に託して其城を攻め壊されたものである。だから終には濠を浅くし石垣を低くして容易に攻め落ちるやうな城を築き堅城鉄壁と称して之に拠り其異心なきを示し地位の安全を計つたものである。