文献名1出口王仁三郎著作集 第3巻 愛と美といのち
文献名2愛 >愛をつくすよみ(新仮名遣い)
文献名3包容力よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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データ最終更新日2016-11-28 01:43:58
ページ22
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いまの人間には抱容力があまりなさすぎる。胸が狭いから、ちょっとの事があればすぐ胸いっぱいになって、どうすることもできなくなる。抱容は抱擁で抱いてやることなのだ、鶏が雛を抱いてやるようなものだ。鶏が雛を抱いて温めてやる。あれが真の抱容だ。氷のようなつめたい心で、形の上でばっかり抱いてもらったってありがたくない。雛はすぐ脱けだしてしまう。あまり固く抱くとまたよくない。抱かれた雛が締めつけられて育たない。あまり寛く抱くと雛につつかれる憂いがある。抱容の仕方もなかなか、むつかしいものである。
(無題、「神の国」大正15年4月)