文献名1大本史料集成 2 >第2部 昭和期の運動
文献名2第2章 昭和神聖運動 >第4節 神聖誌(抄)よみ(新仮名遣い)
文献名3月よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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ページ812
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本文
出口王仁三郎
数百万年の太古から
冷えきつた死んだ様な
寂かな月が大空に独り輝いてゐる
それは
地上の万有に
瑞光を投げて
仁慈の露を
蒼生の上に降し
生命の清水を
与へんがために
和光同塵の
温姿を現じ玉ふために
或は満ち或は欠け
或は没して
地上の世界に
明暗の神機を示し
仁慈の神業を
永遠無窮に
営ませ玉ふからだ
人間の眼より
冷然たる月と見ゆるは
温情内包の摂理に
その霊光を隠させ玉ふためだ
(「神聖」昭和十年八月号)