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文献名1伊都能売神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正8年1月25日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2017-08-24 10:57:47
年月日1919(大正8)年1月25日(旧12月24日) 神霊界掲載号大正8年2月15日号(第80号) -1頁 神霊界八幡書店復刻版第4巻 156頁 八幡書店版伊都能売神諭82頁
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本文  大正八年一月二十五日
 今の人民は我身の神聖なる天職を忘れて、薩張り四ツ足の容器に化り切りて了ふて居るから、猛獣の餌にするやうな汚ない腐肉を食ふて美味美食と驕り、鳥獣の毛や皮を身に纏ふては美衣とか礼服とか申して歓こび、罪悪の凝結た金銀で立派な形斗りの住家を造りて、美家とか玉堂とか名を付け、体欲に耽つて己の寿命を削りながら、千年も万年も生きる心算で、何時も月夜と春斗り在るやうに思ふて、一寸先きは真の暗み、是が人間の中の結構な紳士と申すもの。紳士か獅子か猛虎か名の付けやうも無い人三化七、盲目千人目開き一人の譬の世の中、訳の分らぬ人民斗りが、折角無垢な人間に生れながら、紳士とか虎とかの行り方を羨んで、金銀さへ蓄へたら斯世が自由に成るやうに思い違いを致して、又も四ツ足の中間入りを致さうとするから、世は段々と体主霊従が盛へる斗りであるぞよ。何程神が可愛想なと思ふて、言ふて聞かして与りても、腹の底に誠が無いから、折角方丈まで成上りて居りた髪長が、傘一本で寺を飛び出し、俗人となりて商業家に逆戻りした大徳寺の門弟さえ出来るやうな時節であるが、一旦神界から神の綱を掛けられた人民は、一時は思はくは立てさして与るが、又た後で縋りて来ねば成らぬ事が見え透いて居るから、明治二十五年から出口直の手と口とで、大本の大橋越へて未だ先へ、行方分らず後戻り、慢神すると其の通りと申して気が付けて在りたが、今までに斯大本には沢山に鏡が出してあるぞよ。親の精神が違ふて来ると子の心が変りて来るぞよ。神の試験に逢ふて直ぐに取違い致すやうな浅い信心はマサカの時の役に立たんから、是から神は素直な人民を使はな成らんから、未だ未だ神は気を曳くぞよ。其人の心相応の事を致して、誠の御用に使ふものと使はれんものとを選り立るぞよ。大正忠臣蔵の御用に立つのは我が妻や子に気を曳れて信仰を落すやうな人民は、肝心の正念場の舞台は踏さんぞよ。誰に由らずこの大本の信心は外の宗教のやうに思ふて居ると大間違いが出来て来て、中途に迯げ出すぞよと申して在りたが、コンナ大気違いやら大化物の致す神界の御用は、三年や五年の信仰では、何程智者でも学者でも判りは致さぬぞよ。利己主義の人民は少し金でも儲けると、もう是で沢山と申して後へ退くが、此の大本はソンナ小さい経綸でないぞよ。この大本の経綸は稲荷山の白狐や古寺の古狸や、蛇の身魂の守護が除かぬと、少とも見当が判らんぞよ。鼻高では又判らず、少し神徳を貰ふて布教でもする様になると、直ぐに鼻を隆くいたすなり、○○には鞍馬山が在るから、鼻高が多いのは無理はないぞよ。守護神が鼻高であると、肉体が知らぬ間に鼻高に成りて居るから、其高い鼻が両眼の邪魔をいたして、向ふも見へず、上は猶更見えず、足元は天で分らぬから、歩行くのも全然暗雲で、危ふて見て居れんから、因縁のある身魂は夫れでも使ふて与らねば成らぬから、神が鼻をへシ折つて了ふぞよ。神から折られん先に鼻を低ふいたして、真心になる人民を待兼て居るぞよ。是から神界は正念場と成るから、段々と通常の人民には判らんやうに一旦は致さすから、誠無き欲信心いたして居る人民は、御蔭を落して立寄れんやうに成るから心得て居りて下され。引掛戻しの仕組、月の象の御簾の中、日に日に変る大本の中の様子、付け留て置いて下されよと申して在ろうがな。みす商売は夏の最中、背中を割つて出る瀬虫の、後の脱殻ト子川の、和知の流れに身を落したことが在ろうがな。善と悪との鏡の出る世界の大本ぞよ。
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