文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3昔は血族結婚よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1928(昭和3)年02月号
八幡書店版349頁
愛善世界社版153頁
著作集
第五版135頁
第三版135頁
全集
初版125頁
OBC kg112
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本文
昔は血族結婚であつた。今は血族が結婚すると云ふ事は近親の場合勿論禁じられて居るし、従兄弟同志なども余りよい事とはして居ないが、昔は血族結婚が本体であつて、この制度が破れて、他と結婚する事になつた時には、可なりの大騒動があつたものである。時代は鵜茅葺不合尊の時であつて、○○○○命の妃として○○○○姫が立たれた時である。○○○○姫は美人であつたので、氏なうして玉の輿に乗つたのである。即ち国津神たる姫が天津神たる○○○○命の妃として立たれたのであるから。
血族結婚を禁じられたのは、肉体の弊害から来たのでは無く、親しいものばかりが親しくなつて、他族との間の融和を欠くと云ふ事から起つたのである。血族が結婚して肉体上に起る弊害は、血液が粘ると云ふ事である、昔は菜食したものだから、血族結婚のため血液が粘つても割合かまはなかつたのであるが、今は獣肉を食するから、血族が結婚すればする程血液が粘つて来るから良くないのである。