文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3風も浪も七五三よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1926(大正15)年09月号
八幡書店版278頁
愛善世界社版161頁
著作集187頁
第五版210頁
第三版210頁
全集452頁
初版203頁
OBC kg165
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本文
風は七五三の律動で吹くものである。従つて浪も其通り七五三とうつものである。此の消息を知らないで絵をかくと、絵が死んで仕舞ふし、此原則にのつとつて描くと、松などはさながら樹が動いて居るやうな感じを起すもので、これを絵が生て居ると云ふのである。
名人の絵にも上の松ケ枝は右に動き、下に立つて居る人物の衣の袖は左に靡て居る様なのがある、これは嘘の絵だと云ふ事がすぐ分る。風の心になつて描けば風が吹いて居るやうにかけ、浪の心になつて描けば浪が打つて居るやうに見える、皆天地自然の道理だ。