文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3神木銀杏よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1927(昭和2)年02月号
八幡書店版420頁
愛善世界社版80頁
著作集
第五版223頁
第三版223頁
全集
初版216頁
OBC kg184
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本文
銀杏と云ふ木は日本以外にはあまり無い不思議な木である。松、梅などと共に前世期に属する植物であつて、木質に粘り気があるから、あの大洪水に耐えて来たのである。銀杏の実は、全部精虫で満たされて居つて、動物の精虫と些しも異ならぬものである。其臭気も全く精虫と同じであつて、焼くと蒼い色になる、即ち蒼人草の種である。若し適当なる方法で之を孵化することが出来るならば、銀杏から確に、動物が出来る筈である。かかる霊木であるから、神籬となるに最も適当はしいのである。五十年や八十年では中々実を結ばないから、実益上普通の人家にはあんまり植えない、大概お宮かお寺かさういふ所でないと植えないやうである。彼の三十三間堂の棟の柳と云ふのは、其実銀杏の事である。