文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3泥は薬よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1928(昭和3)年01月号
八幡書店版446頁
愛善世界社版219頁
著作集297頁
第五版271頁
第三版272頁
全集
初版268頁
OBC kg244
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本文
天恩郷洗心亭の湯が時々泥湯になることがあるが、それは甚だ結構な事である。抑々人間はお土からむしわかされたものであるから、土は人間に取つて甚だ結構なものである。さういふお湯に入るのは温泉に入るやうなもので大層薬になるものである。お土はそれ自体が薬になるから、病気の時にはお土を溶かして飲むとよく利く、又お腹の空いた時には土を食べてもよろしい、私は嘗て伏見から綾部迄二十五里の道を、何も食べる事が出来ないで帰つた事があるが、其時赤土を取つて水に溶かして飲んで食物の代用とした、そして無事綾部に帰りついた。土と云ふても大本のお土さんのやうに粘り気のある土でなくてはいけぬ。