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文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3懺悔よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
神の国掲載号1929(昭和4)年02月号 八幡書店版177頁 愛善世界社版 著作集130頁 第五版41頁 第三版41頁 全集475頁 初版21頁
OBC kg270
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本文の文字数413
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本文  懺悔すれば罪が消えるというて、既成宗教では懺悔を以て教の眼目として居る。又二燈園とか三燈園とかでは、懺悔の生活を標語として居るやうであるが、人前に懺悔する時は却つて罪を造るものである。何となれば、人は神の分霊分身であるから、自分の恥を人の前に曝露するは神を辱かしむるものであつて、真の神様には喜ばれないのである。但し神様の前に懺悔することはよいが、牧師や僧侶や人の前で自分の非事非行を曝すと云ふことは、最も慎むべき事である。総て何事でも、流水の如く絶えず流れ去つて日々に新たなものであるから、既に過ぎ去つた事を又新たに現在に持ち出す事は、宇宙の真理に逆行するものである。況んや信仰境涯にある人は、日々祓ひ給へ清め給へと願つて、過去の罪悪は一切消えて居るのであるから、懺悔の要なきは勿論である。又他人の非行旧悪を摘発非難してはならぬ。人は只刹那刹那に最善を盡して居ればよいのである。取越苦労過越苦労のいけないのは此の為である。
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