文献名1三鏡
文献名2月鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3仏典に就てよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1930(昭和5)年08月号
八幡書店版191頁
愛善世界社版
著作集
第五版157頁
第三版157頁
全集554頁
初版131頁
OBC kg356
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本文
仏教には五戒十戒などいふ事があるが、それは釈迦が信者の一人一人についての戒であつたのであるが、それが遂に一般的のものとなつて仕舞つたのである。たとへば、大酒の癖があるものに対してはそれを戒められ、色欲で身を過つやうな弟子に向つては又其を戒められたのである。これを普遍的なものとして、誰にでも強ゆるやうになつたのは間違つて居る。釈迦の説かれた経文は、阿含部のみである。弟子達が勝手に如是我聞を主張したのが一切経である。村上専精博士が大乗非仏論を称へたのは誠に至当の事である。