文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3紋所よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年04月号
八幡書店版356頁
愛善世界社版212頁
著作集
第五版27頁
第三版26頁
全集
初版7頁
OBC kg468
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本文
我日本国は古来祖先の遺風を尊重し、祖霊を祭祀し祖先の名声を汚すまいと子孫は日夜謹慎し又其家の名を伝へむとする淳良な風習を有つて居る。故に各其家の印の紋所を最も尊重し屋根瓦に提灯に其他の器具等にも家の紋を附けて居る。特に礼服として羽織や晴着に三つ紋五つ紋等を染め抜いて家系を表示する国の風習が今にも行はれて居る。扨て此の紋に就ては源平藤橘其他の家々、何れも時の陛下より賜はりしものもあり、中世以降は時の宰相又は大名等より貰つて家の紋所としたのもあるが、紋の外廓を○を以て囲んだのは、一部分を除いて大抵は主家より許されたとか別家したとかの印であつて、直系に対する傍系又は臣家の証示である。併し近古以来は其制も乱れて各自心のままに訂正したのも多い様だから、一概にさう決定する訳にも行かない。