文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3吾子の死よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1934(昭和9)年01月号
八幡書店版199頁
愛善世界社版98頁
著作集
第五版219頁
第三版222頁
全集
初版187頁
OBC kg663
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本文
永年大本の信仰をしてゐる信者の子供が、一年の中に二人まで国替をしたにつき、何か神様に御無礼があつて、お咎めを蒙つて居るのではあるまいかと、たづねて来たものがあるが、決してさうではない。
元来霊界に生るるものは、どうしても一度現界に生れて来なければならない。これが神定の手続きである。神命によつて現界に生れ、神命によつて霊界に入る。霊体不二、生死一如の真諦が分つて居れば少しも歎くに足らないのである。生れて来たものは手続きを了して霊界に入り、神命のまにまに御用をなし、生みて育てたものは、その事によつて神業奉仕をした事になる。子供を死なした事によつて信仰がぐらつくやうな人には、こんな神業奉仕は苦痛であらうが、徹底すればこれも結構な御用である。お咎めをうけるどころではない。王仁も三人まで子供を失つて居る。