文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3絵と独創よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年05月号
八幡書店版289頁
愛善世界社版241頁
著作集184頁
第五版269頁
第三版271頁
全集
初版229頁
OBC kg710
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本文
絵でも歌でも独創的のものでなくてはならぬ。帝展などで実に立派な作であつて入選しないものがあるのは、それが独創的でなく模倣の跡があるからである。絵が上手に描けても独創を独創をと行かなければならないから、画家の苦心がそこにある。生やさしいものではない。帝展などで出品を墨でぬられるやうな例もあるが、それは模倣を独創の如く装ふからであつて、芸術道徳から憤慨しての出来事であるから、さうせられても仕方が無いのだ。総てのものが行き詰つて新機軸を出すに骨が折れる事であらう。絵の中では裸体画位むつかしいものは無い、力がぬけて絵にならぬ。先日王仁は相撲を見にいつた。実物を見ねば本当の絵は描けない。