文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3食物よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1932(昭和7)年12月号
八幡書店版438頁
愛善世界社版258頁
著作集298頁
第五版304頁
第三版306頁
全集
初版260頁
OBC kg753
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本文
米は陽性のもので、之を常食すれば勇気が出る、そして陽気である。麦は陰性のものである為め、陰気になる傾向がある。くよくよしたり、いつも泣き言を並べたりするやうになるのは此の為めである。野菜を食へば仁の心が養はれる。魚類を食へば智慧が湧く。故に魚類も月に一度や二度は必ず食はねばならない。米と野菜と魚類とで、智、仁、勇となる。肉食をする者には仁の心は少ない。故に野菜を常食とする日本人にして初めて愛善の心があり、外国人には稀である。肉と云ふものは一度、草や野菜等を喰つて、その栄養素が肉となつたのであるからあまり栄養もない。そして肉に依つて養はれた細胞は弱い。日本人は米を食ひ、野菜を食ふから即ちまだ肉とならない栄養を摂るから、細胞が強い。毒ガスに対しても外国人は寔にモロイものであるが、日本人は比較的耐久力があり強い。又日本人の歯は臼歯と云つて、米を噛みこなし易く出来て居るが、肉食人に於ては臼歯がとがつて居る。