文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3焼肴の箸のつけ方よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年06月号
八幡書店版375頁
愛善世界社版261頁
著作集
第五版316頁
第三版318頁
全集
初版271頁
OBC kg768
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本文
他家に招かれて焼肴を出された時は、海魚なれば頭を左に腹を客の前に据ゑてあり、河魚なれば頭を左に背を前に据ゑる。之を故実に海原(腹)河瀬(背)と云ふ。そしてその焼物に箸をつける時は庖丁がたの入つてゐる首筋あたりをむしつて食べ、小さき干物なれば片側を食へばよい。裏返しして骨ばかりを残して食つて了ふのは「犬喰ひ」と云つて卑しさの限りである。主人が客に焼物を出すとき「おむしり下さい」と云ふのは此の理由である。今の人はむしるどころか丸喰ひをする癖があつて見つともよくない。