文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正3年旧7月11日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1914(大正3)年8月30日(旧7月11日)
神霊界掲載号大正6年7月1日号(第49号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 271頁
七巻本第1巻 145頁
五巻本未調査
三五神諭第23章(霊界物語第60巻「三五神諭」の章)
東洋文庫天の巻44頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os024
本文のヒット件数全 1 件/国常立尊=1
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本文
大国常立尊が表に現はれて、日の出の守護となるから、人民が各自に力一ぱい気張りて為て来た事が、皆天地の神から為せられて居りたと申事が、世界の人民に了解る時節が参りて来たぞよ。日の出の守護に成ると変生男子の霊魂が、天晴世界へ現はれて、次に変生女子が現はれて、女嶋男嶋へ落ちて居りた、昔からの生神ばかりが揃ふて、天晴世に現はれて、この泥海同様の世界へ水晶の元の生神が揃ふて、三千世界の立替を致すから、天地の岩戸が開けて松の世、神世と相成るぞよ。綾部の神宮坪の内の本の宮は、出口の入り口、龍門館が高天原と相定りて、天の御三体の大神が、天地へ降り昇りを為されて、この世の御守護遊ばすぞよ。この大本は地からは変生男子と変生女子との二つの身魂を現はして、男子には経糸、女子には緯糸の経綸をさして、錦の旗を織して在るから、織上りたら立派な紋様が出来て居るぞよ。神界の経綸を知らぬ世界の人民は、色々と申して疑へども、今度の大望は人民の知りた事では無いぞよ。神界へ出てお出ます神にも御存知の無いやうな、深い経綸であるから、往生いたして神心になりて、神の申すやうに致すが一番利巧者であるぞよ。未だ此先でもトコトンのギリギリ迄反対いたして、変生女子の行状を見て、悪く申して神の経綸を潰さうと掛る守護神が、京大阪にも出て来るなれど、モウ微躯とも動かぬ仕組が致して、神が付添ふて御用を為すから、別篠は無いぞよ。変生女子の霊魂は月の大神であるから、水の守護であるから、汚いものが参りたら直に濁るから、訳の判らぬ身魂の曇りた守護神は傍へは寄せんやうに、役員が気を附けて下されよ。昔から今度の世の立替の御用致さす為に、坤に落してありた霊魂であるぞよ。此者と出口直との身魂が揃ふて御用を致さねば、今度の大望は何程利巧な人民の考へでも、物事出来は致さんぞよ。此大本は世界に在る事が皆写るから、大本にありた事は、大きな事も小さい事も善き事も悪き事も、皆世界から出て来るから、変生女子をねらうものが是からまだまだ出来て来るから、確りと致して居らんと此中は治まらんぞよ。大事の経綸の身魂であるから、悪の霊がねらい詰て居るから、何処へ行くにも一人で出す事は成らんぞよ。変生女子は人民からは赤ン坊なれど、神が憑りたら誰の手にも合ん身魂であるぞよ。昔の元から見届けてありての、今度の大望な御用がさして在るぞよ。人民は表面だけより見えんから、何時も大きな取違いを致すが、是も最もの事であるぞよ。永らく大本へ来て日々御用に使はれて居るものでも、女子の事は取違いいたして、未だに反対いたして居る位であるから、何んにも聞かぬ世界の人民が、取違いをいたすのは無理も無いぞよ。斯う申すと亦訳の解らぬ守護神の宿りて居る肉体の人民が、肉体心を出して、出口は変性女子に抱込まれて居ると申すで在ろうが、其様な事の判らぬ艮金神出口直で在りたら、三千年余りての永らくの苦労が水の泡に成るから、滅多に見違いはいたさんぞよ。人民の智慧や学や考で、判るやうな浅い仕組はいたして無いぞよ。何方の身魂が一つ欠けても、今度の経綸は成就いたさんので在るから、世の元の根本から仕組みて、色々と化して居れば、自己の霊魂が汚いから、堅からも横からも、汚なう見えるので在るぞよ。変性男子の身魂も、変性女子の身魂も、三千世界の大化物であるから、霊魂に曇りの有る人民には、見当が取れんぞよ。此大化物を世界へ現はして見せたら、如何に悪に強い守護神も人民も、アフンといたして吃驚いたして、早速には物も能う言はん事が出来するぞよ。昔の根本の世の元から末代の世まで、一度あって二度ないと言ふやうな、大望な神界と現界の大立替であるから、アンナものがコンナものに成りたと申す経綸で在るから、人民では見当は取れん筈であれども、改心いたして神心に立復りた人民には、明白に能く判る仕組であるぞよ。世の変り目には変な処へ変な人が現れて変な手柄をいたすぞよと、明治三十一年の七月に筆先に書て知らして在りたぞよ。モウ現れる時節が近寄りたぞよ。