文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧3月5日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1903(明治36)年4月2日(旧3月5日)
神霊界掲載号大正6年7月1日号(第49号) 13頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 281頁
七巻本第1巻 184頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻49頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成21頁
OBC os030
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本文
艮金神大国常立尊変生男子の御魂が、出口の守と現れて、二度目の天の岩戸開きを致して、三千世界を水晶の神世に立直すに付いては、綾部の大本の龍宮館の高天原に、経と緯との錦の旗の経綸を致して、変生男子と変生女子に、神界の大望な御用さして在るぞよ。昔から現世界が初りてから未だ無き事をいたすのであるから、世界の人民が疑ふて、誠に致さんのは無理はないなれど、肝心の神の御用を致さす変生女神の身魂に、今に改心が出来んので、世界の事が段々おくれて来て、世界の人民が永らく苦しみをいたすから、一時も早く改心致して、我の心を捨て了ふて、神の申すやうの行いを致して下さらんと、神の思はくが成就いたさんから、出口直が日々苦しみて居るぞよ。変生女子の身魂の改心が一日遅れると、世界は一日の苦労が永うなるから、一番に女子の身魂から改心を致して下されよ。そうならんと大本の中は何時迄も治まらんから、世界に先だちて此の中の行り方を立替て下されよ。世界の曇りが変生女子に全部写るから、改心が出来難いなり、改心を致さぬから世界の立替が遅れるなり、大本へ立寄る身魂が解らん者ばかりで、神と出口が永らく苦労を致すぞよ。変生女子の身魂は何時も敵対役がさしてあるぞよ。三千世界の事が皆さして見せてあるぞよ。此筆先を持ちて神の教を拡めて下されよと、出口の口で申させば、斯様釘の折れ見たいな文字の書いた筆先は、耻かしいて世間の人に見せられんと申して取上げて呉ぬから、そんなら写して能い字にして拡めて下されと申せば、斯様な下手な文句は読めん、写すのも馬鹿らしいと申すなり、斯んな事を人に知らしたら、世界の人に馬鹿にしられると申して聞入れて呉れず、神界は段々と迫りて来て、一日も早く知らして改心を為して、一人なりと余計に助けてやらねば成らず、大本の中の肝心の人が斯んな事では約らんぞよ。天地の神々も人民も永らく苦しむから、早く改心をして下されと急き込めば、私は別に改心せんならん様な悪い事は致して居らん、神は失敬な事を仰せられる、神なら私の精神が判りさうなものじゃ、生も無いガラクタ神が憑りて、老婆を欺して居るのじゃと申して、力一杯反対を致すから、神も代りの有る事なら如何でも致すが、外に代りの無い変生女子の身魂であるから、自我を折りて神の申す様に為て見て下されよ。永らく経綸て有る事であるから、一厘の間違いもないから、安心致して御用を聞いて、筆先を調べて、それを世界の判る人民に一人なりと言い聞して下され、神は世界を助けたさの此苦労艱難、悔しい残念を堪りて茲まで来たのであるから、一寸も嘘は無いから、神の心もチット推量いたして、素直に聞いて其様の行為を為て下され、神急けるぞよ。