文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治37年旧8月3日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1904(明治37)年9月12日(旧8月3日)
神霊界掲載号大正6年7月1日号(第49号) 14頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 282頁
七巻本第1巻 189頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻101頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os031
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本文
艮金神国常立尊出口直の手を借りて、何彼の事を日々筆先で知らして居れども、此中の肝心の人に疑い在る故に、世界の事が延びる斗りに、神も忍耐袋が切れるぞよ。八月九月が盛りに成ると申せば、明治何年の八月九月じゃ、夫れが解らん様な神の知らせは当に成らぬ。出口に悪神が憑りて、肉体を弄びに為て居るので在ろうと申して、変生女子が出口直を攻めるなれど、夫れは我の心で考へて下され、神は肝心の事は今の今まで申されんからと申せば、亦反対いたして、出口に憑りて居る神は、神力の無いヤクザ神に違いない、出放題の無茶九茶斗り申す馬鹿神であるから、相手に阿房らして成れんと申し、エライ御不足で在れど、三千年も掛りて苦労いたした経綸で在るから、何程大事の身魂にでも、今の今迄打明けられんぞよ。世界から出て来る事と筆先と、我の行状とをチット考へて見よれ、自然に判りて来るぞよ。何処に何が在ろうやら知れんから、改心して下されと申して、筆先で気を附けてやれば亦反対いたして、ソンナ便り無い予言なら神で無うても誰でも為る、悪い事は言い当るものじゃと申して亦攻めるなり、戦争と天災とで世を覆して、世界の人民を改心させるぞよと申して知らせば、戦争や天災は何時の世にも是迄に沢山在りたから別に艮金神の筆先を見いでも宜い、コンナ筆先は気に喰はぬから引裂いて了へと申すなり、其れ程何も彼も解るエライ神なら、何故三千年も永い間丑寅の隅に押籠られて、依然して居りたのじゃ、力量の無い神じゃと申して、変生女子の身魂が反対いたしたり、モット上のエライ人に憑りて知らしたら善かりさうなものじゃ無いか。斯様な田舎の婆さんを便りに致さいでも、神なら夫れ位の事は出来さうなものじゃ無いか。三千世界が一目に見える誠の神なら、綾部や福知山の事ばかり申さずに、モット外の事を書いて見せたら、改心するものが出来るなれど、余所の事を能う書ん様な神は、世間の狭い神であらふと申して、力一杯反対いたすが、筆先の読み様が足らんからであるぞよ。此筆先は先に成る程結構な世界の宝と成るのであるぞよ。余り近う神の傍に居ると却って誠が判らんなり、変生女子は大本の中で御用を致さして貰はねば成らん御役であるから、外へ出て貰ふ訳にも行かんなり、此所が六ケ敷とこであるぞよ。是でも時節が近寄りたから、心から発根と改心いたして、男子と女子とが揃ふて、大本の中で勇んで御用が出来出すから、直よモウ暫時の辛抱であるから、茲を凌いで下されたら、後は誠に結構であるぞよ。変生女子はコウして反対いたしもって錦の機を織るのであるから、神は何事も承知は致して居れども、余り永らく反対いたして改心が出来ぬと、世界中の苦しみが永いから、モウ時節であるから、早く改心を為て下さらんと困るから、神がクドウ出口直が厭がりても気を注けさすぞよ。海潮(王仁の一名)が善く成れば、半年後れて澄子が善く成るぞよ。澄子が善くなれば、次に役員が善く成る。役員が善くなれば氏子が善く成るぞよ。さう成りたら世界に経綸て在る差添の身魂を撰り抜いて、斯大本へ引寄して、何彼の事を霊魂相応の御用を仰せ附けて、世の立直しを致すから、海潮から一番先きに改心をして、素直に成りて御用を聞いて下され。其代りに勤め上りたら先づは世界に無い結構が出来て来るから、今迄の人間心を大河へ流して、疑はずと筆先通りの行いを致して下され、今の様な疑いのキツキ事では、神も迷惑を致すから、出口直は日々咽喉から血を吐いて、苦しみて居るのを見て居る、艮金神の心もチトは推量いたして下されよ。神は人民を欺しても何も効能が無いから、滅多に嘘は申さんから、何卒神の申すやうに致して、世界のものに鏡を出して、彼れでならこそ神の御用じゃと、世界から申すやうに行状変改て下されたら、世の根本からの仕組を一日も早く成就いたさして、三千世界の神、仏事、人民を安心さして、天の御先祖様に御目にかけるぞよ。神の申した事は毛筋ほども間違いは無いぞよ。嘘の事なら是だけ永らく神も出口も、苦労は致しも致さしも為んぞよ。是でも男子と女子とが和合致して、御用致す時節が来るぞよ。