文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正2年旧9月11日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-07-27 19:26:43
年月日1913(大正2)年10月10日(旧9月11日)
神霊界掲載号大正6年9月1日号(第51号) 17頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 381頁
七巻本第2巻 128頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻95頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成37頁
OBC os057
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本文
……二度目の世の立替の来るのを、待ち兼ねたぞよ。末代に一度の大望な世の立替は、何彼の事に大変骨が折れるから、世の元の天と地との根本の、大神の仕組通りに何事も成りて来て、最う一度に致さなならんなり。世界には大きな事も小さい事も、何も一度に成りて来て、世界の人民はトチメンボーを振るぞよ。大本の役員胴を据えて居らんと、綾部の大本は、病気直しの神でないぞよと、毎度筆先に書いて知らしてあらうがナ。病気などは、自己の心を水晶に致したら、病魔は躰躯の内へハ、怖うて能う這入らんぞよ。今の世は外国のみぐるしきカラの身魂になりて居るから、亡霊やら、根底国の極悪神の眷属やらが、皆悪事を企みて、神国の世を汚して居るから、日本の国には邪神の霊が殖るばかりで、斯ンな醜しき国になりて了ふて、真の神から眼を開けては見られんぞよ。汚うて、世の洗濯を致さねば、何時迄も人民に言ふてきかしたとて、些ッとも効能が無いから、効験の無い事に、永く懸かりて居りたら、何ちらの国も亡くなりて了ふぞよ。日本の国の人民も醜しいが、外国の人民ハ尚ほ尚ほ神の眼からは醜しいぞよ。大本の分支会合所の布教師の中には、信者を大本へ詣らしたら、大本へ奪られると申して、邪魔を致して居る守護神が出来て居るが、誠意が無いと申しても、余ンまりであるぞよ。天と地との元の大神は、見て見ぬ振りを致して居りたが、最早これからは、厳しく審査致すぞよ。気のついた守護神は、一時も早く改心致されよ。真正の事は、大本へ詣りて、変生男子の筆先と、変生女子の実の行動を見て、我の心に照らして見んと、何も判らず、却てお蔭を取り外す事が到来致すぞよ。斯ンな判らぬ布教師に手引きしられて居る信者は、可哀想なものであるぞよ。斯ンな布教師は、全然四足の魅いた守護人であるぞよ。早く改心致さんと、最う赦さん事になりたぞよ。日本の遣り方、今ではさッぱり邪神界の守護となりて了ふて、男子迄が頭に油を塗り、顔に白粉を付けて歩るく時節になりて、さッぱり化物の世になりて、大和魂の人民は、薬にしやうにも無いやうに成りて居るが、これでも日本の神国の人民と申されやうか。腰抜ばかりで、世が何時までも続いて行く道理が無いぞよ。能うもこれ丈乱れて来たものであるぞよ。神の眼から見れば、今の日本の神国には、人間らしい人間は何程も無いぞよ。これでは日本も、世が続かんのであるぞよ。又婦女も、身たしなみは肝腎なれど、今の婦女は、紅、白粉、油を無茶苦茶に塗りつけて、服装を凝らして、表面から見れバ立派なやうであるが、それ丈精神は反対に汚れて居るぞよ。今後世の立替と成るから、男子も女子も、今迄のやり方を全然かへて居らんと、神世になれば、今迄のやうな遣り方は、神から赦さん事になるぞよ。今迄の世は表皮ばかりの世でありたから、心の中は腐りて居りても構はぬ、暗がりの世でありたが、最う斯ンな醜しき世は、終末になりたぞよ。明治二十五年に、出口直の手と口とで、三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよと知らしてあるが、最う一度に開く時節が参りたから、外国の国の七頭も八頭もある八岐大蛇を平げて、日本の天と地との大神の仕組で、この世を治めるぞよ。一度筆先に出したことは相違は無いぞよ。綾部の大本は、此広い世界に、外では判らん事の判る、世界の大本に成る、尊い霊地であるから、ちッと違ふた行の出来て居る守護神に使はれて居る肉体でないと、此方の御用はさせんぞよ。三千世界の事を、さッぱり変へて了ふのであるから、一番に夫婦の事から変へて了ふぞよ。此世に夫婦といふものは、因縁の深いものであるぞよ。御魂の因縁性来を調査めて、この霊魂と彼の霊魂が夫婦といふ事に、縁を結びて、又児に成る霊魂を授けて、児の身魂を親に世話させるのも因縁の深い事であるぞよ。夫婦の道は何につけても、世の基本であるから、一番大切であるぞよ。世の紊れるのも、夫婦の道から大方ハ出来て居るぞよ。此世を末代続かすには、水晶魂に致して、一人も悪神の守護神の無きやうに致して了ふてから、みぐるしき身魂は、一人も日本国に置かんやうに厳しく致すぞよ。曇りた御魂の肉体は、最う出直しで、ゑらい根底国へやられるぞよ。きびしく成るぞよ。