文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正3年旧7月14日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-07-27 19:46:31
年月日1914(大正3)年9月3日(旧7月14日)
神霊界掲載号大正6年9月1日号(第51号) 21頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 385頁
七巻本第2巻 143頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻100頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成39頁
OBC os059
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本文の文字数1380
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本文
……三千世界の引ッくりかへりて居るのを、元へ捻じ直す世が参りたから、神の方は、大変何彼の事が厳しくなるから、向後は、日の出の守護となるから、従来のやうな心で居りたら、生神の守護の世は、何彼が気遣になりて来るぞよ。沓島、冠島へ落ちて居りた生神は、何ンな行もして来たし、さしてもあるぞよ。艮へ落されて居りた元の国常立尊に、三千世界の世を、弥陸の世に擁護へとの、天の御命令を戴いての今の御用であるぞよ。従来の世のヤリカタは、些ッとも致さんから、大変立替が延びて居るから、何所から何が破裂致すやら、知れんやうに成りて居るから、日本の人民よ、腹帯を確乎と緊めて居らんと、ビックリ致すことが出て来るぞよ。善悪の鏡の出る大本であるから、初発からドンな鏡も出して見せてあるから、悪るい計策を起して、恐い処へ連れ行かれて、鏡に成りて居る人も在るし、慢神いたして、悪い加賀美に成りて居る人も在るぞよ。出口直を度々気を注けに遣りても、聞かずに苦悩みて居る家も在るぞよ。神の申す事を敵対て、自己の力で成就たやうに思ふて居るが、此方が庇護てやらんと、自己の守護神の力だけでは、今後は少とも、何事も成就んやうに世が変るぞよ。そんな事に気の付く人民はチットも無いから、暗の世と申すので、自己の真価が自己に了解まいがな。是までは、悪魔外道の時代で在りたから、地上の世界に大将の無い世で在りたから、人民の主護神が、我一力で行けたなれど、此先は神力でないと、世は治まらぬぞよ。此方は一度宣言した事は、違えられんなり。方便といふ事は一言も申されず、請合ふた事は何所までも実行な成らず、上下揃ふての神政霊治であるから、八百万の神様が、斯の施政方針では、日々が苦痛と衆議決定て、此の鬼門の神を大将に致すなら、能う勤めんと、揃ふて天の御先祖様へ、上奏弾劾を為されたので、止むを得ず大勢の申す事を採用なされて、御先祖の御神勅で、艮へ押込まれたので在りたぞよ。天地混沌未剖郡類未発の折の神業から、末代の事までも書すために、変性男子の身魂には永い間の、神秘大経綸がさして在りて、神政成就の機運が廻りて来たから、筆先に警告して在る事が、一度に実現くるぞよ。何所も恨める所が無いぞよ。一度に開く梅の花、世が代りて、昔から斯世に無い事が、綾部の大本の陸の竜宮館の本の宮に、天が地に化りて、神政成就が出来るから、皆改心を致して、小精神を煉磨て居らんと、辛い事に成るから、此期に成るまでに、皆が揃ふて、神の御用が出来るやうに、成りて居りて呉れいと申して、茲まで知らしたなれど、出口直を余り惨う落として、昔から無い大層な御用がさして在るから、誰も皆大きな誤解を致して、今に隣り知らずと云ふやうな、惨い事であるぞよ。それも神の都合の在る事ぞよ。如斯して解らぬやうに致して置かねば、神政復古之大神業を早く明示したら、欲な人民が寄て集って、無茶苦茶に致して、直も間に合はんやうな失敗が出来るから、斯世には無い所まで落して、御用を奉行て在りたぞよ。今度の事は世に落ちて居て貰はんと、神が世に落て居ての経綸で在るから、初発に直に、糞糠よりも降下て居て呉いと申して置いたが、神の申すやうに為てくれた御蔭で、神界の経綸は一切上十致したから、何人が出て来ても、爪も立んやうに成りたぞよ。如何な大困難事でも、誠さえ有りたら貫徹遂行るぞよ。