文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治34年旧8月6日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1901(明治34)年9月18日(旧8月6日)
神霊界掲載号大正6年10月1日号(第52号) 17頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 429頁
七巻本第2巻 243頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻37頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成17頁
OBC os072
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本文
出口に五十日の間続いて、良き事も悪るき事も、気に障る事も書してあるから、御気に触る人は出口を恨めて下さるなよ。皆艮の金神が出口の手を借りて書くので在るから、何事も皆出て来るぞよ。海潮が帰りたら、筆先を細かう説いて皆に聞して下されよ。斯世を此儘にして置いたら、モウ友喰いを致さな行けん様に成るぞよ。此醜るしき世の中を立替致すに就いては、今度の四人の旅立の旅装も、チト因縁の在る事じゃ。能く見てをいて下されよ。四方藤太郎殿は此の事を、付留ておいて下されよ。是が金輪際の世の終で、世の立替の本の始りじゃぞよ。能く見ておいて下されよ。何も形をして見せるぞよ。鏡と云ふのは、艮の金神の元に在りた事は、善きも悪きも世界に皆在るから、夫れで出口は世界の鏡と申すのじゃぞよ。外の教会とは違ふから、何彼に難かしきのじゃぞよ。然る代りに此事が判りて来たら、世界の外に無い事じゃ。今は化け物、斯んな事を申す人が狂人と申すのじゃが、此の化け物も時節が参りたら表はれるぞよ。○○○今迄は世界を拵えた神は、世に落ちて居りたなり、人民が神に化りて居りたから、斯世が逆様に成りて、運否が甚うて、世界は暗がりでありたぞよ。神世に成れば皆が揃ふて宜く成るぞよ。是だけ世界に運否が無い筈じゃ。同じ神の分け霊なれど、世が逆様で在りたから、神が苦労致したぞよ。艮の金神が天地の守護を致すやうに成りて、何事も此方が免許を出したら、外の神様は一つも点が打たれん事に、成りて居るなれど、神界には未だ御存知の無き神様も在るぞよ。是も神が永らく苦労いたした、徳の凝固で在るぞよ。出口に永らく苦労をさしたなれど、モウ曙の烏に近よりたぞよ。モウ貫きたぞよ。咽から血の出る如うな目に逢はしたなれど、今度モ一つ御用を聞いて下さりたならば、○○○まだ行く所は在るなれど。結構な所ばかりじゃぞよ。天下泰平に世を治めて、跡は七福神の楽遊びと成りて、良き世に致すに、是だけの苦労を為したり致したり、然る代りに世界中を良く致すのじゃ。それに悪るく申すのが、世が曇りて居るのじゃぞよ。