文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治31年旧11月5日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1898(明治31)年12月17日(旧11月5日)
神霊界掲載号大正6年11月1日号(第53号) 2頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 454頁
七巻本第3巻 8頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻78頁
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os077
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本文
艮の金神の御用を聞かせるのは、老人でも行かず、我の有る位で無いと行かず、我が在りても神の道では行かず、御用に使ふ者が無いぞよ。口と心と行いと違はぬ者でないと、此の神の御用は聞けんぞよ。誠を貫らぬくもので無いと、神の御取次は出来んぞよ。我身が可愛い様な事では、此の取次は出来んぞよ。誠を貫ぬく御方が出来てこんと斯御道は拡まらぬぞよ。大勢無くても誠の者さえ在りたら、直ぐに拡まるぞよ。誠の在る者には神が力を附けるぞよ。誠の者は神が拵えてあるぞよ。グズグズして居ると後の烏が前に成りて、残念な事が出来るぞよ。万の神を皆御苦労に成りて居るから、物事が速く解るぞよ。今の綾部の取次が、アフンと致す事が在るぞよ。夫れでは金光殿へ気の毒な事が在るぞよ。神は気を附けた上にも気を附けるぞよ。是は慢神からじゃぞよ。気緩るしは少とも成らぬ御道であるぞよ。上の御神様下たへ降りて御守護を成さるから、何も物事が速いぞよ。天も地も世界が平均のであるから、今迄の行いを致して居ると、大失敗を喰ふぞよ。全部物事が変るぞよ。今迄覇張りて居りた御ん方、チト気の毒が在るぞよ。御用意を成さらんと、慮見が違ふ事が出来るぞよ。何に由らず物事代るから、斯世は誰に依らず、世を持ち切りには致させんぞよ。何時までも続くとは思ふなよ、世が代るぞよ。信心も同じ事、後の烏が前に成るぞよ。慢心いたすと誰に由らず、大怪我が出来るぞよ。神の道では慢心と慾とが一番気障りで在るぞよ。金神の世に成れば、慾を捨て神にもたれた成らば、何も不自由は致さねども、何程申しても聞かしても、誠の者が無き故に、チットも物事が思ふ如うに行かんのは、我身の心が悪いのじゃぞよ。我を出し慢心を致して、思ふやうに行かんと、神の業のやうに申して居るが、此の金神は一言申したならば、何に由らず違いは無い神で在るぞよ。神が申した事も、チット延びる事が在るなれど、延びるのも神界の都合のある事ぞよ。人民を一人なりと助けたさに延ばすのであるぞよ。世界の人民の改心が出来たなれば、早く良く成るし、改心出来ずば永く苦しむだけじゃぞよ。改心一つ、是からは世界の洗濯致して、良く致すのであるから、人民の心から直さぬと、神の心と同じ事に成らんから、神の心に成りたなら、斯世は思ふやうに成るぞよ。早く改心致されよ。何程言ひ聞かしても聞かねば、聞くやうに致すぞよ。茲まで開けた斯世界、何んでも此儘で人民を助けたいのが願いで在るから、助けたいと思へども○○○○○○○○○
今の世界の人民は、神の申す事を誠に致さず、神を何時までも敵対うなら、天災で何の様な事が在りても、神を恨めなよ。神は明治廿五年から、毎日お直に言はして在るぞよ。是に落度は無かろうぞよ。是程に言ひ聞かしても聞かねば、世界には何事が在ろうやら判らんぞよ。何事も神を恨めなよ。今度斯世の立替であるから、世界の改めを致すぞよ。昔から斯世始りてから無き、世の立替で在るから、大望な世替じゃぞよ。人民の知らぬ事じゃぞよ。改心致せと申すのは、神は身魂の改めが致してあるから、改心が出来ぬと出直しを致さな成らぬ事があるから、金神がクドウ申すのじゃぞよ。現世で御役に立てる身魂と、国替さして使ふ霊魂と、又た神へ引取る霊魂と在るよって、改心致せば天地の大神様へ、御詫を致して遣れば御赦あるから、改心いたせと申すのじゃぞよ。今度の世の立替は、新つに致さねば成らぬから、慾は要らぬぞよ。慾を致して貯めて居りても、新つの世に成るので在るから、神気を附けるぞよ。心次第、改心次第で宜く成るぞよ。今の人民何にも知らずに居るから、神がクドウ申すのじゃぞよ。今迄は足立殿も酷い御疑いで在りたが、モウ解りて来るぞよ。直の身上も判りて来るぞよ。是から金神表になりて守護致すから、物事が速いぞよ。日本の国は結構な国で在るから、日本の人民よ改心致して誠の心を持てよ。日本の国は、誠を尽さな成らぬ国で在るから、誠を尽す人なれば、誠の花が咲く国で在れども遅くなるぞよ。誠の人は是からは、日本の国は鏡に出すぞよ。鏡を見て改心を致されよ。今では誠の者が無けれども見ておじゃれよ、世が変れば誠の人を拵えて、神の思わくを立て、世界を良くいたすぞよ。世界の人民よ一日も早く改心なされよ。それに附ては、日本の人民の改心が第一で在るぞよ。日本の人民さえ改心致せば、世界は良い世になるのじゃぞよ。綾部の九ツ花は、誠から咲く花で在るから、誠の人が集りて来んと開かんから、○○○綾部は燈台下暗しでは、此結構な花が咲くのに、誠が無き故に、余所から御神徳を取りに来るぞよ。此事が判りかけたなれば、我れも私しもと申して皆集りて来るが、今の内に気が附かぬと、誠のおかげは余所へ取られるぞよ。
この世話早う致したなれば結構で在れども、モチト解らぬので、誰も見合はして、手を出せば損のやうに今では思ふて居れども、今世話を致さねば誠の世話でないぞよ。是が判りて来たなれば、元の世話掛は、高見から見物いたして居りても、良いやうに成るので在れども、人民といふものは疑いが在るから、神が申しても、誠には能う致さねども、世界の政教の立替であるから、中々大望であるから、延びるのじゃぞよ。日本の国を大事に思ふから延ばすのじゃぞよ。日本の脚場を余程強固いたして置かんと、兵糧が尽きる如うな事が在りては成らんから、豊作を取らしてかかるぞよ。金神の世に成りたら世年は良く成るが、此の大望が治まりたならば、誠に都合に成るから○○○○○
開いた口も閉まらぬ如うな事が出て来るぞよ。世が代るのであるから、是迄に無かりた事が出来るぞよ。日本の国は是位い尊とい国といふ事を、今度世を切替に致して、表に現はれて、三千世界の政教を立替て、金神が世に出るぞよ。此の誠は九つ花の元じゃぞよ。九つ花は誠から咲せる花で在るから、三千年経綸を致した、誠の花の本で在るから、誠の人の世話でないと、此の御世話は出来んぞよ。近慾な事では出来ぬぞよ。是でも神の経綸いたした事で在るから成就いたさすぞよ。