文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治33年旧9月12日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1900(明治33)年11月3日(旧9月12日)
神霊界掲載号大正6年12月1日号(第54号) 8頁
神霊界八幡書店復刻版第1巻 512頁
七巻本第3巻 90頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os105
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本文
艮の金神国武彦命と現はれて、出口の手で書きおくぞよ。明治三十三年の九月十二日の筆先であるぞよ。出口を御苦労に成りた上に、又御苦労になりたぞよ。斯んな事を為て見せたとて、人民では何も判ろまいがな。何ンでも無い事に、斯んな気苦労はさせんぞよ。皆神には経綸の在る事じゃぞよ。三十日勤めて下さりたら、モウ三十日と申て在れ共、余り上田海潮もクスミて居るから、一度切り上げて、戸を明けさして……………、今では何の様な事を為て見せても、斯世が暗やみで在るから、何うしても立替と相定めるぞよ。出口は何んな事を申付けたとて、厭と申さん神の力の取次ぎじゃぞよ。上田海潮も力に致す取次ぎなれど、其方は未だ苦労が尠いから、一寸気を引きて見ると、気に障へるなれど、神は上手は申さんぞよ。今は元の立直しの、辛い処であるぞよ。世界の政教の立替と云ふやうな、大望な真似がさして在るのじゃが、海潮は承知で在らうなぁ。今では斯んな楽な行が辛いと申して居るが、身魂に因縁無くては、斯の御用には使はんぞよ。余り楽すぎると先で間に合ぬから、神の道は何でなりとも気苦労が在るぞよ。昨年出口に言はして在るが、海潮の霊魂は大将に成ろうと、またトコトン落ちようと精神次第で、何方にでも成る身魂で在るから、精神の動かむやうに致されよ。今が大事の所じゃぞよ。神の仕組の致して在る身魂で在るから、神は放さんから、胴を据えて、成ろうやうに致して居りて下されよ。澄子も行儀を良く致さんと、大元の中から立直し致す為に、海潮を御苦労に成りたのじゃぞよ。
神の道では布教師、公人、役人、頭を致して居るものは、改め致すと申して、筆先に出して在ろうがな。そろそろと初まるぞよ。皆出て来るぞよ。これだけ出口と海潮に気苦労をさして、年の行かん澄子にも今から気苦労をさし、それに就て四方平蔵どの、中村竹造どの、帰神信者の人、皆それぞれに気苦労さして居れ共、神は嘘は申さんぞよ。今が斯世の変り目の、一番に辛い所であるから、是から神在るか無いかを判けて見せて、神に縋りて居りたならこそと申すやうに致すぞよ。