文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧7月16日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-06-30 20:49:02
年月日1902(明治35)年8月19日(旧7月16日)
神霊界掲載号大正7年9月15日号(第70号) 8頁
神霊界八幡書店復刻版第3巻 194頁
七巻本第4巻 63頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻46頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成20頁
OBC os128
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本文
明治三十年には立替へを致すと申して筆先に出してあるが、明治二十五年からの筆先をよく看て貰ふと、些ッとも違ひは致さんぞよ。毎度申してある、日本丈の事で無いから、大事業と申すのぢゃが、初発に天竺にあれだけの事がありても、今の世界の人民は自己の脚下へ懸りて来ねば、他人の事なら左程には思ふ人民は先づ無いぞよ。次に外国と申して筆先に出してありて、外国に不思議な事ありても、まだ筆先を嘘ぢゃと申して、不足申して居るのが大分有るが、今の人民鬼より蛇よりも邪慳なぞよ。鬼、蛇の方が早く改心出来て居るが、世界の人民の醜悪といふのは、余り見苦して、根元の神の眼からは見られんぞよ。世界の人民には一人に守護神が一人附けてあると申して筆先に出してあらうがナ。それで善き心持てば善き守護が出来る、悪るき心を持ちて居ると悪るい守護が出来るから、よく分るやうに出口の手で知らしてあれど、今の世界の人民サンは皆鼻高ばかりで、此筆先を吾から視てくれる者が無かりたのぢゃぞよ。此艮之金神の経綸は、筆先をよく肚へ入れて、行状さへ出来るやうに成りたら、厭と申しても表面に成るなれど、現在の行状で表面に成りても十分の神力が出されんから、早く行状変へて呉れいと申すのぢゃぞよ。あれでなりゃこそと他人から見ても申すやうに成りたら、自然的に表面になるぞよ。従来の行状して居りて艮の金神を表面に出さうと致しても、何時に成りても表面にはならんから、其点が分らんと何時迄も皆が苦むばかりぢやぞよ。艮之金神は二タ道ありては表面にはならんから、一と筋の道に成りて仕舞はんと物事成就は致さんぞよ。皆が苦しみて居るのを見て居る此の方、耐へ袋の切れん中に万望一つの道になりて下され。それを敵対うて聴かんならビクリとも出来んやうに致すが、夫れが承知なら行く所迄行って見よれ。じりじり舞はして行るぞよ。