文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治41年旧8月14日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1908(明治41)年9月9日(旧8月14日)
神霊界掲載号大正7年11月15日号(第74号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版第3巻 327頁
七巻本第4巻 166頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻79頁
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成32頁
OBC os147
本文のヒット件数全 1 件/国常立尊=1
本文の文字数1460
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本文
余り慢心取違をして居ると、何も判りは致さんから、慢心取違を致して悪い鑑に成らんやうにしてくだされよ。何時までも斯様な事に懸りて居れんから、現今の内に御神徳を充分取りて置かんと、一度の改心は辛うて耐れんから、申すやうに致して慢心を致さんやうに致さんと、慢心を致すと物事が引ッ繰りかへる事があるから、悪い鑑が出ると皆が心配を致さな成らんから、神に大変不孝に成るぞよ。此の神は歓べば歓び事が出来るし、口惜と口惜事が出来るから、前途の取越苦労は致さんやうにして貰ひ度いぞよ。神の気勘に協ふ心を持ちて居ると、世を構ふ神が守護致せば思ふやう行き出すから、自己の発根の改心で無いと、真実の事は無いから、皆揃ふて奇麗に身魂を磨かうより、今度の大峠を越すのは金銀では越せんぞよ。其峠を越したら後は善くなる方へ近かう成るから、向后は身魂の磨き合ひであるぞよ。磨けた身魂から善い御用に使ふから、善悪の立別を致すから、悪い方の鑑に成らんやうに、誰によらん為てくだされよ。善い鑑も悪るい鑑も今度地の世界の新宮本宮の竜宮館の高天原で、神の世一代地の底へ落されて、口借し残念、艱難苦労を致した霊魂の変生男子は、今に残念耐りて居る霊魂が宿りて居る出口直の肉体は、御用勤め上げる迄は、今日一日楽といふ事は無い辛い身魂であるから、一人でも真正の御用の出来る人さへ出来たら、一日も世の立替を致したいなれど、余程身魂が磨けんと、大本の御用致すのは誠を貫かねば成らんから、余程心の持方が揃はんことには、妬み根性のあるやうな些さい心では、とても大本の真心の御用は出来んから、出口直の手で、国常立尊が正味を書かすから、皆心の入れ替を致して、神の神力を取りて………。余り穏しいばかりでは行かず、活溌過ぎても行かず、他から先繰出て来るから、来る人にお蔭を取らして御用の出来る人でありたら、人を協して行く人でないと、他は何うでも自己さへお蔭を取りたら善いといふやうな精神の身魂の人は、段々神の事が解る程善き人が出て来るから、何んな人とでも気の合ふやうに、心を広く有ちて居りて、目下は御苦労なれど御用勤め上げてくだされよ。世の立替がありたらば其先きは結構な事に成るのであるから、今は皆が御苦労にあるなれど、変生男子の万分の一なりと真似の出来た人は、先きは結構であるから、些とは苦労があるなれど、段々筆先で知らせるから、気にさえずに神の言葉の代りであるから、段々筆先が強烈うなるから、大本へ立寄る人は皆心得てくだされよ。心に取れる筆先きを取違の無いやうに取りて下され。心の持方が悪るいと悪るい御用になるし、善い御用致すのも悪るく成るのも、一つは家内の心で善き御用が出来んやうに変はる事があるから、家内をも揃ふての信心でないと、余りお蔭を早う欲しい人は、真正の善い御用は出来は致さんから………。
世界の大本と致す大望な所になるのであるから、仕組を変へとも無いなれど、些とは変へねば成らん事に成ると、役する人は余程家内も良人の片腕に成る心で居りて貰はんと、何致しても両手で致せばアンジョウ出来るなれど、片手で致す事に碌な事は出来んから、家内は良人の片腕であるから、神の御用致すには、余程離れた心を持ちて居りて貰はんと使ひ難いぞよ。其様な辛抱は協はんといふ人は、何んなお蔭でもやるから、遅いお蔭は善いなれど、待ち遠な人はそのやうに致してやるぞよ。此方は世話に成りて取り切りには致さんから、心配を家内の人よ、為てくださんなよ。何所でも御用さして貰ふのは、家内も揃ふて為てくだされよ。