文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治34年旧2月24日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
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データ凡例
データ最終更新日2017-06-23 19:27:14
年月日1901(明治34)年4月12日(旧2月24日)
神霊界掲載号大正8年6月1日号(第87号) 12頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 20頁
七巻本第5巻 163頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os177
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本文の文字数2557
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本文
艮の金神国武彦命と現はれて出口の手で書き置くぞよ。艮の金神が現れると、二度目の世の立替の守護に掛るから、今が大事の性念場で、世界の事を何も皆出口に書して置くぞよ。役員は皆揃ふて今迄の見苦しき心を棄てて、和合致して、世界の掃除の本の威勢を出して下されよ。此大本は実地の元源の神が集りて守護致す所であるから、見苦しい者は御用させぬ様に厳しく成るぞよ。今度世の立替に付て大本での修業は、身魂の調査改善を致すので在るから、余程何彼の事を心得て、清らかに為て貰いたいぞよ。軽い神が来たがりて、軽い神が這入りて来たら、此の中騒がしきぞよ。余程心を沈着て修業を致さんと、是迄の修業の様に思ふて居ると、慮見が違ふぞよ。世界が迫りて来るから、放縦な事では行かぬ、モチト激しい修業を致さんと、今がエライ様な事では、世の立替始めたら御用が出来んぞよ。苦労無しには神国の威勢が出んから、上は神の大将、人民では役員、皆夫れぞれ御苦労で在るぞよ。信者も誠を見習ふて、世界を日本魂に為て了はねば成らぬから、アダな事では出来ぬから、身魂を騰用ぞよ。今迄は神はドレ位なものと言ふ事が判りて居らなんだから、守護神にも人民にも、世界の元を創造へた、元の神の思ひと言ふ事を察して居るもの無かろうがな。世の立替に付いて先走りに、外の教会が造りて在るのじゃが、夫れでも此の大本の教は外に無かろうがな。一番尊とい所が、一番粗末な事に致して在るのだが、此の由来が判りて来たら、世界のものは頭をかいて、後へ退りて居らんならんぞよ。化物怖いと申す誓へは、今度の事ぞよ。此の大本の化物は、三千世界の大化物で在るから、スックリ現はれて見せたら、如何なものでも改心致すぞよ。ナガイ化物で在るから、世界に応じて現はれるぞよ。今の人民、上からは立派なが、憑いて居る守護神が悪いぞよ。ドンナ偉い人間でも、此の綾部の大橋を渡りて来んと、実地の事が解らんので、悪く言ふて居りても、頭を下げて来ねば成らん様に成るぞよ。余程神徳の在る者で無いと、綾部の大本は取り違いを致すぞよ。磨けん身魂はテンで判りかけが致さん、昔から無い事を致すので在るから、艮の金神が三千年界に落ちて仕組致した事、早速には人民からは。見当の取れん経綸で在るぞよ。人民界で何程エラウても、此の神の御道は、始の一から仕直して貰はねば成らんから、いろはの勉強は辛いから、皆我を出して、ナカナカ神徳の貰る身魂は少ないぞよ。今の人民、神界の持て余しものじゃ。助けて与ろうと思ふて、誠を言ふて与ると逆に取りて、夫れだけ身魂が余計に曇りて、我が手に苦しみを致すぞよ。艮の金神を悪神と為て、丑寅へ押込なされたが、此の方が悪で在りたか、押込めた方が悪で在りたかは今度判るぞえ。永い惜しい残念の凝りが開けば、世界には珍らしき不思議を為て見せるなれど、神の威勢は、大本の役員の行ひして下さらぬと、天晴れ出す事は六ケ敷いぞよ。朝夕の神への御礼拝から規律を付けて、行儀能く何彼にを為て貰ぬと、世の立替といふ様な、人民力では出来ぬ大望な事が差し来りて居るのに、勝手仕放題には為て貰へん、是から大本は何彼の事が厳しくなるぞよ。信心なき人はドシドシ取り掃ひに致して、此の中は誠一つに固めて了はねば、何時までも神の仕組が成就致さぬぞよ。此ンな大望有りては世界の人民が気の毒が出来るなり、無ければ世はヒシと行けんなり、神も苦労を致すぞよ。表面は洗えば垢も落ちるなれど、腹の中の掃除が面倒いぞよ。教を致す肝腎の人から掃除を致さな成らんぞよ。皆我が目的斗り、水晶の世に致さうとは余程無理な事なれど、夫れじゃと申して、此の儘で棄て置いたれば、十年先に成りたら、日本魂の種が無く成りて、世界は一様に難渋な事に成り、日本の国は四ツ足の良い遊び所と為りて、神が此の世の守護の出来んやうに成りて了ふから、日本の人民に早く日本魂に立帰りて下されと、急き込むので在るぞよ。九分九厘で悪神の仕組は平げねば成らぬから、夫れは此の大本より外には世界中に無いので在るから其の覚悟で皆の立寄る誠の人よ、御用を致して下されよ。此の世は強い者勝ちには致されぬ従ふ処へは従ふて来ねば、何程高い神でも覇のきいた守護神でも、是からは行けん事に世が変るぞよ。今迄世が乱れて皆の守護神がまぜこぜに天の規則が潰れて居りたから、此の変り目に不足を申す判らん守護神が八分有るなれど、ソンナ事にかかりて居りたら、此世が潰れて了ふぞよ。我欲目的ありて大本にうろついて居りたらドエライ恥晒しに成るぞよ。余程魂を磨いて、世界の大本は、男も女も胴をすえて居らんと、身ぶるいする様な事が世界からでて来るぞよ。其の時に楽に御用の出来るやうに、何彼の事を心得て居りて下され、神に不足は言へんので在るから、他では判からん結構なことの判る大本へ出て来て、陽気信心致して居りては、天地へ御無礼が出来るぞよ。世界中の身魂の審査致して洗濯を致す、地の高天原へ出て来て、今迄の様な信心では功果は無いぞよ。皆行ひを変へて下されよ。今迄は目の前の事も判らん暗雲の世で在りて、我の事が我に判らなんだから、行ひを変えいと申しても、見当が取れなんだなれど、其れは神から出口に筆先で気を付けさすから、其の通りに致さんと、神からは見放され、世界からは嘲笑れ、身の置き所も無い様に成るぞよ。世界から教られる様な事では示しが出来んぞよ。身魂さえ筆先通りに磨いて下さりたら、世界の事が見え透いて、発根と改心が出来るなれど、神さまでも他の神様御存知無き様な仕組で在るから、智慧や利口で行ろうと思ふたらスコタンに成るぞよ。機の仕組に致して在りて、今迄は縦の御用が骨が折れたなれど、この先は横の御用が繁多なるぞよ。そうなりたら物が早く判るぞよ。此の事は出来上らんと判らんなれど、心配は為て貰はいでも、欲に離れて成ろう様に為て居りたら良いのじゃ。役員は多勢無くても心を揃へて胴をすえて居りたら神が致すぞよ。けれども気ゆるしは為て貰へんぞよ。昔の剣今の菜刀、上ばかり良くても真からの光りで無いと、世は永うは続かん、皆思ひが薩張り間違ふて居るぞよ。此の大本の行は、食物を大切にまつべて、家の内をキチンと清らかに致すが一の行じゃ。ずんだらな事は神は嫌ふぞよ。