文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治33年旧8月4日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1900(明治33)年8月28日(旧8月4日)
神霊界掲載号大正8年11月15日号(第98号) 14頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 503頁
七巻本第6巻 242頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻138頁
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os222
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本文
艮の金神の筆先、国武彦命と顕現て、出口に太古からの因縁、落ちて居りた神の因縁を書すぞよ。
世が昇りて仕舞うて、此の世は暗黒で、毫末も前方も視えず、足下の暗いも見えず、是では如何様もならんから、速く世の立替を致して、良い世に致さなならんから、種々様々に世界の守護致して居れど、平常申す通り、夫れが時節であれども、悪神が日本へ渡来りて、物質が栄えて神の真力が無くなりて居る故、真実に骨が折れるので、艮の金神の取次して下さるのは御苦労であるぞよ。
人民が判らんのは道理じゃぞよ。此の世に出て御出坐す神様も、御存知無き勝じゃに依って、なかなか難かしきのじゃぞよ。
此の因縁が判りて来たなれば、皆結構な事と、皆の改心が出来るぞよ。
今では暗黒で、何も判らん故、吾れ程のもの無きやうに思うて、親でも夫でも尻に敷き、親に孝行も無し、夫に貞節も無い時節、無残いものになりて、肝心の此の世を主宰ふ守護神が世に落て居りたので、此の世薩張り泥海のなかに住居みて居る如くじや。
此の世に出て来たとて、神の鎮まる所が無いので、世界が何事も思ふやうに無いのじゃぞよ。
此様な経綸が速く判りたら、神の経綸立たんぞよ。
肝心の神事は世界の大神業済み際迄申さんぞよ。安心致して御用聞いて下されよ。
夫でも余り疑いのある人は邪魔になるから、退隠て貰うて下されよ。
此の経綸知りた神は、沓島の神斗り、種々様々と申して来ても、実地知りた神は、太元の天地の守護神ばかり、夫れで神界はもめるのじゃぞよ。
人民も同一事で、実地が判りたら結構なれど、判らんから、雑多ともめようがな。
余り主我の強い神は御給仕させん事に致すぞよ。御給仕して貰はんと帳外れに成るぞよ。
小我を折せる為の世界の洗濯、人民の身魂の審査致して、綾部の大本から沓島を開て神道の行場に致すのじゃぞよ。一とつ皆が我を折らんと、我がありては物事が上十致さんから、揃ふて我を折りて下されよ。
我も無ければ此の御用は勤まらず、我がある位で無いと、途中で挫折りて間に合はず、我を出して我で失敗た神であるから、我を出したら帳外れになるし、なかなか御苦労な取次じゃ。
モ一とつ気を付けて置くぞよ。神界で帳切られたら、其の神の守護致して居る人民が谷底に落ちて、微躯りともならん如うになるぞよ。
今迄はいろいろと申して、筆先に出したなれど、もう其様な事に関係て居れんから、御魂は三段に分けてあるから、改心出来ん身魂は、如何ならうか判らんぞよ。
ここ迄気を付けたら神の役はモウ済みてをらう。神に落度はあるまい。
人民に気を付けるは神の役、人民は神の世話して下さらんと、神の威勢が出んから、持つ持たれつで行かねばならん、此の世はうき世であるぞよ。
如何様変るやら判らんぞよ。世は持ち切りには致させんぞよ。