文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧6月14日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-07-08 23:21:59
年月日1903(明治36)年8月6日(旧6月14日)
神霊界掲載号大正8年12月15日号(第100号) 28頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 578頁
七巻本第7巻 120頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os246
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本文の文字数1506
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本文
艮の金神稚姫岐美命、出口の加美と顕れて、世界にある事変を何事も前つ前つに知せる御役、是が変性男子の御役であるぞよ。
変性男子の申した神言は違へられん、機織に譬へて経役であるぞよ。真直に立て貫かなならん御役であるぞよ。
辛い御方であるぞよ。
女子は緯の御役であるから、横は女役であるぞよ。
此の役も中々辛い御役、是が身魂の性来、此の緯役は小松林の守護の間は、男子を敵対うて、大変此の大本苦しみたぞよ。
日本と外国とに喩へてありたから、此の大本が辛かりたのざぞよ。
是は皆天からの御役であるぞよ。
知らず知らずに皆させられて居るのざぞよ。
身魂の因縁性来で身塊の役々があるから、世界の人民は何事も人民は吾れが偉いと思ふて為て居るが、皆神からさせられて居るのざぞよ。
其の摂理が綾部の出口が世界の大本、世の元に成る大望な霊地であるから、地固めに手間が要たのでありたぞよ。
此処迄来るのには、根本からの仕組てある神業に邪魔が這入たら、一から仕直しを致さねば成らんから、人民には判らん経綸がしてあるから、見当は取れんぞよ。
智慧学考では此の仕組の見当は取れんから、皆が気苦労致したなれど、仕組通りに物事は出来が致したから、揃ふて身魂の磨き合ひをして、行状を良くしたら、神の威勢は自然に顕彰るから、九分九厘行く迄は、真実神秘の経綸は申されんから、成りた如うに致して遣りて行かな、如斯仕組にして遣ろうと思ふても行きはせんぞよ。
此大本から世界に知ん因縁摂理を、イロハ四十八文字で、太古からの因縁、身魂の性来、此の身魂は如斯罪穢あると言ふ事を、此の方が知らすので無いと、他の神では判りはせんぞよ。
それで綾部の大本は、神にも人民にも、知らん因縁摂理の判る、世界の大本になる、大望な霊地であるぞよ。
此の大本は結構な実地の神の寄る霊地じゃ。弥仙山と綾部の龍宮館とほか、他には見苦しくて寄り付く所は、他には無いぞよ。
此の世界には神の住居を致す聖地は、沓島冠島の山より無い。沓島冠嶋では万事が不都合なから、弥仙山へ是れ迄は婦女は参拝をさせずに、清浄に致して置いて、今度弥仙の山で大望な神業を、成就さしたのざ。
木花咲耶姫殿も彦火火出見命殿も、太古から悔しかりた神でありたなれど、二度目の世の立替に就いて、オヨギの弥仙山も因縁ありて、木花咲耶姫殿も、彦火々出見命の悔しさを、艮の金神は充分心を知りて居る故に、太古から悔しかりた神は、今度神界の世の立替を致して、物事成就致さしたのざ。
それで木花咲耶姫殿も彦火火出見命殿も、今度は仕組が成就致して、御両方は御歓びであるぞよ。
此方は余り悔かりたから、悔かりた御方、皆良して上げる仕組がしてありての、今度の弥仙山の木花咲耶姫殿の御社のなかでの、大望な岩戸開きを致さしたのでありたぞよ。
彦火々出見命殿も、大変な御歓びであるぞよ。
世に出て御出でなされても、慎しみて世に落ちて御いでた同様の神は、今度速く良く致して上げるのであるから、今度改心速く出来た神様。
それで永らく出口の筆で啓示して居るのであるぞよ。
運不運のあるのが厭な此の方、世に出て御出た御方速く判りて、共々に手を曳き合ふて行き度いのであるから、世に出て居れる御方を世に落して、此の方は歓ぶ如な気の小さい心で無いから、判りた神様、世界の大橋越えて、出口が入り口で、龍宮館の高天原に御出なさらな、神秘の仕組は、他から何程考がへたとて、判らん仕組が為てあるから。
今度世を立替へたら、高い神と申して、空仰いて居ると、浪波に奪られた沖の船、何処に取り付く島もないやうになる。
綾部の大本に出て来んと、他で判る所は何処にも無いぞよ。