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文献名1霊界物語 第1巻 霊主体従 子
文献名2第1篇 幽界探険よみ(新仮名遣い)ゆうかいたんけん
文献名3第1章 霊山修業〔1〕よみ(新仮名遣い)れいざんしゅぎょう
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2017-11-17 13:19:01
あらすじ高熊山は上古は高御倉山と言った。開化天皇を祭った延喜式内小幡神社あったところである。武烈天皇が継嗣を定めようとされたときに、穴太皇子が高熊山山中に逃れ給い、やむなく天皇は継体天皇に御位を譲りたもうた、という故事が残っている。高熊山には、古来『朝日照る、夕日輝く、高倉、三ツ葉躑躅下に、黄金小判千両埋けおいた』というもである。自分は大正九年に登山して、ふと休息すると足元に三ツ葉躑躅が生えているを見出し、はじめてそ謎が解けたである。「朝日照る」:天津日御稜威(みいづ)が、旭が昇る勢いで世界全体に輝きわたり、夕日が輝くというように、他国々までも神徳が行き渡る黄金時代が来る、ということであり、こ霊山に、そ神威霊徳を秘めておいた、という神界謎である。「三ツ葉躑躅」とは、三つ御魂、瑞霊を意味する。ツツジとは、万古不易という意味言霊である。「小判千両埋けおいた」:大判は上を意味し、小判は下を意味する。判は確固不動権力意味である。また、小判は小幡でもあり、神教顕現地(こばん)ともなる。穴太産土に、開化天皇を御祭神とする小幡神社が御鎮座されていたも、畏れ多くも深い神策によることであると思われる。自分が明治三十一年如月九日、富士浅間神社祭神・木花咲耶姫命神使である松岡芙蓉仙人に導かれて、高熊山に一週間修業を命じられたも、決して偶然ではないと思われる。神示ままに修業した自分霊力発達程度は、非常に迅速であり、過去、現在、未来に透徹し、神界秘奥をうかがい知ることができ、また現界出来事は数百年数千年後までことごとく知るに至った。しかしながらすべては一切神界秘密に属することであるで、残念ながら今日これを詳細に発表することはできないである。
主な人物上田喜三郎 舞台高熊山 口述日 口述場所 筆録者 校正日 校正場所 初版発行日1921(大正10)年12月30日 愛善世界社版11頁 八幡書店版第1輯 49頁 修補版 校定版11頁 普及版6頁 初版 ページ備考
OBC rm0101
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本文  高熊山は上古は高御座山と称し、ちに高座といひ、ついで高倉と書し、つひに転訛して高熊山となつたである。丹波穴太山奥にある高台で、上古には開化天皇を祭りたる延喜式内小幡神社在つた所である。武烈天皇が継嗣を定めむとなしたまうたときに、穴太皇子はこ山中に隠れたまひ、高倉山に一生を送らせたまうたといふ古老伝説が遺つてをる霊山である。天皇はどうしても皇子行方がわからぬで、やむをえず皇族裔を探しだして、継体天皇に御位を譲りたまうたといふことである。またこ高熊山には古来一つ謎が遺つてをる。
『朝日照る、夕日輝く、高倉、三ツ葉躑躅下に、黄金鶏小判千両埋けおいた』
 昔から時々名も知れぬ鳥が鳴いて、里人に告げたといふことである。自分は登山するごとに、三ツ葉躑躅株は無いかと探してみたが、いつも見当らなかつた。大正九年春、再度登山して休息してをると、自分脚下に、そ三ツ葉躑躅が生えてをるを見出し、はじめてそ謎が解けたである。
 『朝日照る』といふ意義は、天津日御稜威が旭日昇天勢をもつて、八紘に輝きわたり、夕日輝くてふ、他国々までも神徳を光被したまふ黄金時代来ることであつて、こ霊山に神威霊徳を秘めおかれたといふ神界謎である。
 『三ツ葉躑躅』とは、三つ御霊、瑞霊意である。ツツジ言霊は、万古不易意である。『小判千両埋けおいた』大判は上を意味し、小判は下にして、確固不動権力を判といふである。すなわち小判は小幡ともなり、神教顕現地ともなる。穴太産土神社鎮座ありしも、御祭神が開化天皇であつたも深い神策ありませることと恐察し得られる。これを思へばアゝ明治卅一年如月九日、富士浅間神社祭神、木花咲耶姫命天使、松岡芙蓉仙人に導かれて、当山に自分が一週間修業を命ぜられたも、決して偶然ではないとおもふ。
 神示まにまに高熊山に出修したる自分霊力発達程度は、非常に迅速であつた。汽車よりも飛行機よりも電光石火よりも、すみやかに霊的研究は進歩したやうに思うた。たとへば幼稚園生徒が大学を卒業して博士地位に瞬間に進んだやうな進歩であつた。過去、現在、未来に透徹し、神界秘奥を窺知し得るとともに、現界出来事などは数百年数千年後まで知悉し得られたである。しかしながら、すべて一切神秘に属し、今日これを詳細に発表することできないを遺憾とする。
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