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文献名1霊界物語 第1巻 霊主体従 子
文献名2第4篇 竜宮占領戦よみ(新仮名遣い)りゅうぐうせんりょうせん
文献名3第35章 一輪秘密〔35〕よみ(新仮名遣い)いちりんひみつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ御魂大神はシナイ山で魔軍を破り、大八洲彦命は各地戦闘で敵を破り、天教山で三個神宝を得て竜宮城に帰還した。続いてエデン園に割拠していた竹熊魔軍を破った。神界は一時的に平和に治まったが、魔軍は常に、三個神宝を狙っていた。そこで、艮金神国常立尊は、山脈が十字型を作っている地球中心・蓮華台上に登られ、頭上冠に神気をこめて海上に投げた。これが冠島となった。こ各所から稲が豊かに実ったため、稲原(いばら)冠島と呼ばれた。また名を茨冠と言う。また、竜宮島とも言う。また、履いていた沓に神気を込めて投げると、沓島となった。沓島は一名、鬼門島と言う。国常立尊は、厳御魂・金勝要神に命じて、こ二つ島に三個神宝を隠させた。潮満珠は、厳御魂である。「いづ」は泉「いづ」である。泉ように清らかな神水が無限に湧出する神宝である。これをヨハネ御魂という。潮干珠は、瑞御魂である。また、キリスト御魂という。「みづ」は「みいづ御魂」という意味である。みいづ御魂は、火活動を万有に対して、無限に発射する。世界を清める活用がある。稚姫君命、大八洲彦命、金勝要神は、三個神宝を携帯して竜宮島に渡り、神殿を建てて納めた。潮満珠は紅色であり、豊玉姫神という。また潮干珠は純白であり、玉依姫神という。冠島は、海原彦神(綿津見神)を国魂として守護せしめた。続いて、沓島に真澄珠を納めた。国魂神である、国御柱神に守護せしめた。いずれ宝も、世界終末に際して、世界改造ために大神が御使用になる神宝である。これを使用する神業が、一輪秘密である。
主な人物 舞台 口述日1921(大正10)年10月23日(旧09月23日) 口述場所 筆録者外山豊二 校正日 校正場所 初版発行日1921(大正10)年12月30日 愛善世界社版188頁 八幡書店版第1輯 113頁 修補版 校定版188頁 普及版98頁 初版 ページ備考
OBC rm0135
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本文  厳御魂大神は、シナイ山戦闘に魔軍を潰走せしめ、ひとまづ竜宮城へ凱旋されたは前述とほりである。
 さて大八洲彦命は天山、崑崙山、天保山敵を潰滅し、天教山に現はれ、三個神宝を得て竜宮城に帰還し、つづいてエデン園に集まれる竹熊魔軍を破り、一時は神界も平和に治まつた。されど竹熊魔軍は勢やむを得ずして影を潜めたるみなれば、何どき謀計をもつて再挙を試みるやも計りがたき状況であつた。まづ第一に魔軍恐るるもは三個神宝である。ゆゑに魔軍は百方画策をめぐらし、或ひは探女を放ち、醜女を使ひ、こ珠を吾が手に奪はむと計画は一時も弛めなかつた。
 茲に艮金神国常立尊は、山脈十字形をなせる地球中心蓮華台上に登られ、四方国型を見そなはし、天に向つて神言を奏上し、頭上冠を握り、これに神気をこめて海上に投げ遣りたまうた。そ冠は海中に落ちて一孤島を形成した。これを冠島といふ。しかして冠各処より稲を生じ、米もゆたかに穰るやうになつた。ゆゑにこ島を稲原冠といひ、また茨冠ともいふ。
 つぎに大地に向つて神言を奏上したまひ、そ穿せる沓を握り海中に抛げうちたまうた。沓は化して一孤島を形成した。ゆゑにこれを沓島といふ。冠島は一名竜宮島ともいひ、沓島は一名鬼門島ともいふ。
 ここに国常立尊は厳御魂、瑞御魂および金勝要神に言依さしたまひて、こ両島に三個神宝を秘め置かせたまうた。
 潮満珠はまた厳御魂といふ。いづとは泉いづ意であつて、泉ごとく清鮮なる神水無限に湧出する宝玉である。これをまたヨハネ御魂といふ。つぎに潮干珠はこれを瑞御魂といひ、またキリスト御魂といふ。みづ御魂はみいづ御魂意である。みいづ御魂は無限に火活動を万有に発射し、世界を清むる活用である。要するに水動くは火御魂があるゆゑであり、また火燃ゆるは水精魂があるからである。しかして火は天にして水は地である。故に天は尊く地は卑し。ヨハネが水をもつて洗礼を施すといふは、体をさして言へる詞にして、尊き火活動を隠されてをるである。またキリストが霊(霊は火なり)をもつて洗礼を施すといふは、キリスト体をいへるもにして、そ精魂たる水をいひしに非ず。
 ここに稚姫君命、大八洲彦命、金勝要大神は、三個神宝を各自に携帯して、目無堅間船に乗り、小島別、杉山別、富彦、武熊別、鷹取神司を引率して、まづこ竜宮ケ嶋に渡りたまうた。しかして竜宮ケ嶋には厳御魂なる潮満珠を、大宮柱太敷立て納めたまひ、また瑞御魂なる潮干珠とともに、こ宮殿に納めたまうた。こ潮満名を豊玉姫神といひ、潮干名を玉依姫神といふ。かくて潮満珠は紅色を帯び、潮干珠は純白色である。
 国常立尊は冠島国魂神に命じて、こ神宝を永遠に守護せしめたまうた。こ国魂御名を海原彦神といひ、又御名を綿津見神といふ。つぎに沓島に渡りたまひて真澄珠を永遠に納めたまひ、国御柱神をして之を守護せしめられた。国御柱神は鬼門ケ島国魂御名である。
 いづれも世界終末に際し、世界改造ため大神御使用になる珍御宝である。しかして之を使用さるる御神業がすなはち一輪秘密である。
 こ両島はあまた善神皆竜と変じ、鰐と化して四辺を守り、他神近づくを許されないである。
(大正一〇・一〇・二三 旧九・二三 外山豊二録)
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