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文献名1霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻
文献名2前付
文献名3総説
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2020-02-18 18:28:14
あらすじ神言にあるように、古来神々は天の八洲の河原に集って神界の一大事を協議された。その際、神の第一の生命というべき言霊を極力応用されたのである。
本巻は主として、常世城における太古の神人の会議について述べている。神々は言葉を持って生命としているので、議論が延々と続いているのも不思議はない。
宇宙中にも、大神の言霊が常に鳴り響いていて、止まないのである。ただ常人の耳に聞こえていないだけである。
ゆえに、神々の会議である常世会議で、議論が百出したとしてもやむをえない次第である。ここにはただ、そのうちの一部を述べたに過ぎない。人知ではとうてい神々の行為を完全にうかがい知ることは不可能であることを知るべきである。
主な人物 舞台 口述日1921(大正10)年12月16日(旧11月18日) 口述場所 筆録者出口瑞月 校正日 校正場所
OBC rm040003
本文の文字数2341
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本文  吾人が朝夕神前に拝跪して奏上したてまつる神言の本文には、
『高天原に神集ります、皇親神漏岐神漏美の神言以て八百万の神等を神集へに集へたまひ、神議りに議り玉ひて、吾皇御孫命は豊葦原の瑞穂の国を安国と平けく知食せと言依さし奉りき。かく依さし奉りし国中に荒ぶる神どもをば、神問はしに問はし玉ひ、神払ひに払ひ玉ひて言問ひし岩根木根立草の片葉をも言止めて、天の磐位放ち天の八重雲を伊都の千別に千別て聞食さむ 云々』
と天児屋根命以来皇国に伝はつた神言のごとく、神々は天の八洲の河原に八百万の神を集めて、神界の一大事を協議されたることは明白な活きたる事実であります。
 約幹伝首章には、
『太初に道あり道は神なり、神は道と倶にありき。万物之に依りて造らる、造られたるもの之に依らざるはなし云々』
とあるごとく、真正の神はアオウエイの五大父音とカサタナハマヤラワの九大母音とをもつて、宇宙万有を生成化育したまふたのであります。ゆゑに凡ての神々は言葉をもつて神の生命活力となしたまふのであつて、神界の混乱紛糾を鎮定するために高天原の天の安の河原に神集ひを遊ばしたのであります。
 そして各神の意志を表白するために、第一の生命ともいふべき言霊の神器を極力応用されたのであります。現代のごとく自由だとか、平等だとか言つて誰もかれも祝詞に所謂「草の片葉に至るまで言問」すなはち論議するやうになつては神界現界ともに平安に治まるといふことは、望まれないのであります。
 本巻は主として、常世国の常世城における太古の神人の会議についての物語が、その大部分を占めてをります。八百万の神人の種々の意見や論争が述べてありますが、ある一部の人士は、「神様といふものは議論ばかりしてをるものだなあ」と怪訝の念にかられた方があるやうですが、すべて神様は前述のごとく言葉(道)をもつて生命となしたまふものであるから、言霊の幸はふ国、言霊の生ける国、言霊の助くる国、言霊の清き国、言霊の天照国と古来いはれてあるのであります。ゆゑに本巻の大半は常世会議の大要と、神人らの侃々諤々の大議論で埋まつてをるといつてよいくらゐであります。
 宇宙万有一切を無限絶対、無始無終の全能力をもつて創造したまひし独一真神なる大国治立尊は、最初に五大父音と九大母音を形成して天業を開始されし以来、今日にいたるまで一秒時といへども、その言霊の活動を休止されたことはないのである。万々一、一分間にてもその活動を休止したまふことあらば、宇宙はたちまち潰滅し、天日も、太陰も、大地も、列星もたちまちその中心を失ひ、つひには大宇宙の破壊を来すのである。宇宙には常住不断的にアオウエイの五大父音が、巨大なる音響をたてて、とどろき渡つてゐるのであります。されど諺にいふごとく「大声は耳裡に入らず」人間の聴覚にはあまりに巨大にして、却て感覚せないのであります。巨大なる音響と、微細なる音響は人間の耳に入らないのは、音響学の精神である。されど人もし大宇宙の五大父音を聞かむとせば、両手の指をもつて耳の穴をふさぎみよ、轟々たる音響を聞くことを得む。これぞ大宇宙に不断とどろき渡れる声音そのままである。今日文明の利器たる諸々の機械といへども、その運転活動するあひだは各自に相当の音響を発してをる。かかる無生機物の器械といへども、音響の休止したときは、すなわち機関の休止した時である。况むや宇宙の大機関の運転に於てをやである。宇宙のアオウエイの五大父音は、すなはち造物主なる真の神の生ける御声であつて、真神は絶えず言語を発して宇宙の進化と運行と保持に努力されつつあるのであります。
 その真神の分霊、分力、分体を受けたる神人は、言語のもつとも多きは当然である。世人は神といへば常に沈黙を永遠に続けてゐるものと考へ、黙々として天答へず、寂として地語らずなどといつて、唐人の寝言を信じてゐるものの多いのは、実に天地の真理と、その無限の神力を悟らない迂愚の極であります。
 常世会議における神人らの議論の百出したるも、神人の会議としては実に止むを得ないのである。王仁は常世会議の神人らの論説を、一々詳細に記せば数千頁を費すも足りないから、ただその一部分を述べたにすぎませぬ。恰も九牛の一毛、大の一滴にも及ばない量であります。
『至聖大賢斯民所称、神眼視之未尽全美、況乎其他哉、故先霊不能守後魂必矣』
と先師本田言霊彦命の喝破されたるごとく、現代の人間の眼から見た聖賢者、哲人も神の眼より見そなはしたまへば、不完全きはまるものである。また同師著、『道の大原』にも、
『万物之中也者有形之中也。其中可測、神界之中也者無形之中也。其中不可測。勿混語。』
とあり。また、
『漢人所謂中庸中和大中、其中者与神府之中迥別、勿同視』
と示されてある。人心小智のたうてい神界の真相を究むること能はざるは必然である。ゆゑにこの物語を読ンで怪乱狂妄とみる人あるも、人間としては、あながち咎むべきものにあらず。ただその域に達せざるがためなることを憐み寛容せねばならぬのであります。
 玉鉾百首にも、

  あやしきはこれの天地うべなうべな、神代にことに異しきものを。
  おほけなく人のいやしき心もて神のなすわざ争ひえめや。

 天地を創造したまひし独一の真神およびその他の神々の御行為の怪異なる到底現代人の知識学説をもつて窺知し得べきものでないことを覚らねば、神界のことは信じられないものであります。
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