文献名1霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻
文献名2第6篇 宇宙大道よみ(新仮名遣い)うちゅうたいどう
文献名3第38章 隙行く駒〔188〕よみ(新仮名遣い)すきゆくこま
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日2020-03-08 18:20:20
あらすじ万寿山に蟄居していた大八洲彦命一行、またエデンの園に謹慎していた高照姫命一行らは許されて、奥殿に国祖の側近く仕えることになった。しかし神政に対しては、なんらの権限も与えられなかった。一度神政を離れて国祖のもとで神務のみに仕えることになったら、容易には再び神政を司ることができないという厳格な不文律がある。これら神務に使える神人らは、国祖御隠退の後もさまざまに身魂を変じ、神界に隠れて五六七神政を待ちつつ活動しているのである。八王大神・常世彦命を天使長に戴いた聖地は、これまでに無いほど神人らが参集して賑わった。しかし就任の祝いが終わると神人らはそれぞれ世界中に散って行き、閑散となった聖地の隙を突いて、八頭八尾の大蛇の霊が忍び込んだ。時が経ち、常世姫は突然梅を好んで食するようになり、そのうちに身篭って男子を産んだ。またその後に女子をもうけた。常世彦・常世姫夫婦は男子を高月彦、女子を初花姫と命名して慈しんだ。あるとき常世彦命が諸神人とともに竜宮海に舟遊びをしていたとき、八頭八尾の大蛇の霊が海底から現れて、高月彦と瓜二つに化けてしまった。これより常世彦の館には、二人の高月彦が寝起きすることになった。また常世姫が橄欖山に遊んだ際、イチジクを食べてにわかに身篭り、女子を産んだ。これを五月姫と名づけたが、五月姫は長じて初花姫と背格好からまったく瓜二つに成長し、常世姫も区別がつかないほどになった。果たして二人の高月彦、初花姫、五月姫らは何神の化身であろうか。
主な人物
舞台
口述日1921(大正10)年12月26日(旧11月28日)
口述場所
筆録者外山豊二
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年3月30日
愛善世界社版230頁
八幡書店版第1輯 454頁
修補版
校定版240頁
普及版104頁
初版
ページ備考
OBC rm0438
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